2021年4月2日金曜日

サイモンとガーファンクルの「スカボロフェア」

SCARBOROUGH FAIR:

戦争で命を失った兵士が、故郷に残してきた恋人が忘れられなくて、スカボロフェアの市に行こうとしている旅人に、恋人への伝言を頼む。「針を使わないでシャツを縫って水のない井戸で洗ってくれ、海辺の波と陸の間に広い土地を見つけてコショウの種を撒いて皮の鎌で収穫してくれ。」無理難題をふっかけてくる兵士の悪霊に魂を抜き取られてしまわないように旅人は、匂いのきついローズマリー、タイム、と魔よけの呪文をとなえている。
中世のころから英国ヨークシャーで吟遊詩人によって歌われてきた古いフォークソングを、自分たちのバージョンで, サイモンとガーファンクルが歌っている。

このアルバムが発表された1966年は、ベトナム戦争が泥沼化していた。若者たちは、参戦する意味を疑いながらも徴兵制のために、国に命を差し出すことを強制されていた。この歌は、戦争で命を失った兵士たちの悲しみを歌っている。1966年ダステインホフマン主演映画「卒業」のサウンドトラックになった。

SCARBOROUGH FAIR :Make me a shirt without seams, nor needle, and find me an acre of land between the salt water and the sea strands,,, Dead soldier askes to a traveler impossible desire and rob his spirits. The traveler was scared and tried to evil spirits away. This song was written by Simon & Garfunkel 1966, and used for sound track for the movie,[Graduation]、 but it is ordinated old English folk song titled [Elfin & Knight]. We can read this song means anti- war resistant song during Vietnam War1960-1970.

2021年4月1日木曜日

韓国のドラマ「愛の不時着」




娘がNETFLIXを見られるようにしてくれたので、さーて!何を見てみようか、とプログラムを見渡してみた。長いことテレビはニュースだけ、本気でテレビドラマを見たことがなかった。が、ドラマ「愛の不時着」が、「2020年NETFLIX日本で最も話題になった作品のトップワン」、欧米でも人気となり「NETFLIX最高の国際番組ナンバーワン」に選ばれた、またROTTEN TOMATOSで、97%を記録している、とある。
それならば、とクリックして見始めたら、これがおもしろい。第1話から第16話まで、24時間余りのフイルムを、3日で見終えた。やれやれ。

主要登場人物
ユン セリ:ソン イエジン(韓国実業家、財閥令嬢)
リ ジョン ヒョク:ヒョン ビン(北朝鮮第5中隊隊長)

私が感心したのは、人を愛するということは、その人と学びあい、一緒に愛を育てるということだ、ということが上手く描かれていたことだ。はじめに愛があるわけではない。愛は育てて初めて愛になる。パラグライダーで、竜巻に巻き込まれて韓国から国境を越えて北朝鮮に「空から落ちてきた」ユン セリは、若い実業家で頭脳明晰、ビジネスの実績をもち、美貌に恵まれているが、父と愛人との間に生まれた娘のため、継母から憎まれ、2人の血のつながらない兄たち夫婦からも嫌われていて、その孤独感から自殺を図ったこともある。ビジネスのために外面は華やかな社交をこなし、メデイアにもてはやされているが、内面は自分の殻に閉じこもり余計な会話をスタッフとすることもなく、スタッフに厳しく会議では雑音一つ、口答え一つ許さない。無能な兄たちをおいて、父親から後継者として指名され、さらに誰にも心を許さないでいる。

一方、北朝鮮の中隊長、ジョン ヒョクは人民軍政治局長の息子だが、優秀な軍人で父親の後を継ぐはずだった兄を事故で失い、ピアニストとして生きる道を自ら閉じ、留学中だったスイスから帰国して、兄の代わりに父親の望む軍人になった。一番仲が良く、大切にしていた兄を失った心の傷が大きすぎて、以来、人に感情を表したり、余計な会話をしたり親しい人間関係を作るのを拒否して、孤独でいることを自分に課している。しかし誠実な人柄で、4人の忠実な部下からは全幅の信頼を置かれている。

ユン セリがパラグライダーで落下したのは、韓国と北朝鮮の国境非武装中間地帯、それを警備中だったジョン ヒョクが発見する。そんな2人が出合い、ユン セリは生き延びるために、ジョン ヒョクは義務感から仕方なく自分の家にユン セリをかくまい、韓国に帰してやるために、尋常ではない努力をする。
2人とも傷つきやすい心を奥に秘め、外面は上手に社交できる大人だ。ユン セリが見つかった時、第5中隊の隊員が、韓国ドラマを見るのに夢中だったり、酒を飲んでいて警備を怠ったことで、ユン セリに弱みを握られジョン ヒョクは否応なくユン セリを匿うことになるが、検閲で問いただされて、あろうことか婚約者だ、とまで言って彼女を庇う。韓国から密入国すればスパイ容疑で、ただちに射殺か厳しい尋問をうけなければならないことをジョン ヒョクは良く知っているからだ。
そんな状況に陥っても、ユン セリはジョン ヒョクとその部下たちを自分の保護者としてちゃっかり利用するだけでなく、隊員一人一人の性格や望みを的確に読み取って、それぞれと堅固な人間関係を構築してしまう。唯一敵の陣地に入り込み、まわりの人々を自分の味方に引きずり込んでしまう手法といったら、みごとというほかはない。


ジョン ヒョクの部下4人の描き方が実にうまい。憎まれ口の言いたい放題、皮肉屋で粗野、酒に弱いのが弱点のピヨ チス曹長、無口で隊長に全幅の信頼と最大の尊敬を示すパク グアン軍曹、韓国ドラマに夢中のキム ジュモク中級兵士、極貧の田舎に親兄弟を残してきた17歳のクム ウンドン初級兵士。それぞれが純朴で魅力ある青年として描かれる。

しかしいよいよユン セリを韓国で行われるスポーツ大会に招聘された選手団に混じって逃がそうと空港に向かう途中、邪魔がはいりジョン ヒョクがユン セリの身代わりに銃弾に倒れると、ユン セリは怪我人の手当のために北朝鮮に留まる。ジョン ヒョクの犠牲的な態度にユン セリの心のなかに芽生えてきたものが愛情だったことに気付く。家族に愛されたことがなかったユン セリは、しかし自分の感情を表す方法を知らない。

一方、北朝鮮軍備にはびこる腐敗や、事故で死んだと思われていた兄が実は密輸グループによって殺されたという事実が浮かび上がってきたり、ロシアに留学していたジョン ヒョクの婚約者が現れたり、ユン セリの兄から巨額の資金を盗み取って国際警察から追われている詐欺師が北朝鮮に潜伏していたり、さまざまな出来事が起き、それを経て二人は少しずつ愛を育てていく。互いの自己犠牲を重ねていくことによって、それぞれがのっぴきならないほどに互いになくてはならない相手になっていく。一人で愛を育てることは出来ない。様々な局面で試される犠牲の積み重ねが、確かな愛情関係を築いていく。その描き方が秀逸だ。

それにしても二人が時間をかけて育てた愛がどんな細やかな形で相手に伝えられていくか、それぞれの描写が驚くほどだ。ユン セリが、使っていないジョン ヒョクの部屋で夜を明かした朝、彼の本棚の本を並べ変えて、タイトルを横から読むと「ジョン ヒョク愛している」のメッセージを残していく。ジョン ヒョクがユン セリの家を去る時、水しか入っていなかった冷蔵庫を食料で一杯にしていき、料理の仕方を残していく。睡眠薬なしで眠れないユン セリのために自分がピアノを演奏してその録音を枕元に置いていく。1年先までメッセージを予約できる携帯で、毎朝毎晩メッセージを送り続ける。その日ごとの暦を語り、メッセージを残し彼女の健康を気使う。
長さ80キロメートルの、いつ崩れて生き埋めになるかわからない古い坑道を、酸素のなしに這って通り抜け、北朝鮮から韓国にユン セリを救うためにやってきた男だ。ハリウッドばりのカーチェイスや、銃の打ち合い、カンフー的格闘もかるーくやってのけて、ユン セリの命を守り切る。フイルムをみながら、たくさんの女性たちのため息が聞こえてきそうだ。

韓国製ドラマの優れたところは、そういったメロドラマの見せ方の秀逸さだけではない。涙と感動の間に、上手に「笑い」を入れるところだ。失敗なしの完璧男ジョン ヒョクが地雷を踏んでしまったり、彼の部下たちの生き生きとした純粋で、まじめなだけに滑稽な姿、村の女たちの虚栄心、韓国セレブたちの競争心のおかしみ。ジョン ヒョクが韓国に潜入しているあいだ、刑事たちは北朝鮮のスパイとして街頭カメラや尾行で追うが、カメラでとらえた映像が、ジョン ヒョクが年寄りを助けたり、荷物を持った女性に手を貸したり、泣いている子供を世話したりする映像ばかり。模範的市民を表彰するためのデータ集めているわけじゃない、と刑事部長がキレるところなど、笑える。
主役並みにハンサムな、詐欺師とジョン ヒョクの婚約者との淡い恋なども、たくさん笑わせてくれて、最後に泣かせる。

笑いの後に深刻な涙っぽいシーンがあり、再び笑わせる、といった切れ目のない物語の抑揚が実に上手につけられていて、エンタテイメントとして成功している。笑わせて、しかしその笑いの裏にしっかりと描き出されるあたたかい人間性。悪い人がいない。素直な心で笑えて、気持ち良い。それはドラマに血が通っているからだ。人間社会には欲があり、悪がある。それをブラックユーモアで笑う醜悪な文化がある。しかしこのドラマは、人の心は育てあうことができる、と言っている。トマトの苗に10の誉め言葉を毎日言って育てると美味しい実がなる、とみんなが信じて小さな苗に声をかける。実直で、信じれば育つ、という確信が底辺に流れている。あたたかいドラマだ。

1話から16話まで、24時間余りを、ひきずられるようにして一挙に3日で見た。さすがにくたびれたけど、時間を無駄にしたと思わない。あなたは何日かけてこれをみるだろうか。


2021年3月26日金曜日

サイモンとガーファンクルの「サウンド オブ サイレンス」

サウンドオブサイレンス: 

「みんな声を張り上げてるけど、話をしていない。聴いているふりをしているけど、聞いていない。地下鉄の壁や、アパートに入口に殴り書きしてある言葉が、本物の言葉なのかもしれない。みんな黙りこくっている。みんな沈黙している。だから僕たちは聞こえない声でささやくことができるだけだ。」
1960年はじめにベトナムを侵略するために、南ベトナムに米国軍事顧問数百人を送り込んだのはジョンFケネデイだ。一見民主党で平和的にも見えた、この大統領が暗殺されたのが1963年。その3か月後、サイモン&ガーファンクルはこの曲を発表している。この曲は1960年代という戦争に向かっていく、アメリカの状況に対するプロテストともいえる。
徴兵制に縛られた若者たちは、南ベトナムに建てられた米国傀儡政権を守るために駆り出され、米国の侵略を止め独立を果たそうとしたベトナムの無垢な人々を殺しまわくった。この時期の不穏な空気と圧力に対する憤りが歌の込められている。

I am singing [ Sound of Silence], written by Simon & Garfunkel just before American troops invade Vietnam. John F Kennedy is remembered as a democrat and a pacifist, however the person who started Vietnam war was he, himself in early1960's. He was killed 1963 3 month before this song was released, and became hero of peace, wrongly. Young people had army duty and forced to to kill innocent women and children at Vietnam. Simon & Garfunkel has written many protest songs.




2021年3月19日金曜日

ダイアナロスの「IF WE HOLD ON TOGETHER」


I am singing "If we hold on together", sang by Diana Ross, composed by James Horner, that is theme song of animation film" Land before Time"1988, produced by Steven Spielberg and Gorge Lucus. 

ダイアナロスが歌って、ヒットした「IF WE HOLD ON TOGETHER」を歌っています。ステイブン スピルバーグとジョージ ルカス製作、ドン ブルース監督による、1988年アニメーションフイルム「リトルフットの大冒険」のテーマソング。ジェームスホーナー作曲。
ダイアナロスがこの歌が大好きで、ライブでアンコールを請われると、最後に必ず歌ったそうです。





 

2021年3月7日日曜日

卒園式の歌「思い出のアルバム」




3月は卒業の季節。卒園式のために、2人の幼稚園の先生が作られた曲「思い出のアルバム」を歌っている。
年子の娘たちが、それぞれ夫の赴任先の沖縄で、首里城のわきに建てられた城西幼稚園を卒園し、城西小学校に上がる時に歌った歌。しっかりした骨格、大きな目の沖縄の子供たちに交じって、声を張り上げて歌っていた娘たちの姿が、昨日のように思い出される。もう36年も前のことなんだけれど。
It is Graduation period in Japan now. I am singing song ”Memories”, that was written by 2 kinder garden teachers for graduation ceremony. My 2 daughters finish kinder garden and moved to elementary 36 years ago at Okinawa. Flush back good memories. Okinawan children have big shining eyes and strong body structures. They, include my girls sang this song with full of energy. Can not forget.


FB投稿、50曲達成 「ゴッドファーザー愛のテーマ」






2年前からギターを弾きながらフェイスブック(FB)で歌ってきた歌がとうとう50曲になった。
我ながらびっくりで、凄いと自画自賛。フルタイムで医療通訳とナースをしている71歳が、ヴォイストレーニングを受けた訳でもなく、音感は並以下、リズムは結構ズレ気味というのに、人の迷惑を考えずに歌ってやかましい、と言われるだろうが、単純にいろんな歌が歌えるようになって嬉しい。だから歌うのをやめない。人生すべて自己満足。死ぬときに、ああ楽しかった、と友達と家族に感謝しながら死んでいきたい。
2006年からブログを書いてきたのは、聴いたコンサート、鑑賞したオペラ、観た映画を自分が記憶にとどめておくための備忘録だったが、オペラは4年前から、映画は去年から殆ど観なくなった。1年近くCOVIDで映画館が閉鎖されて、興味が薄れた。関節炎で両手指が変形し痛くて、バイオリンも弾けなくなった。出来ることが限られてきても、しばらくはギターで楽しみを見つけていくつもりだ。今まで、2019年1月から歌った曲を書き出してみる。

福田満作詞作曲「バラと祝杯」、BEATLES 「BLACK BIRD」、BON JOVI「BED IN ROSES」、BETT MIDLER「THE ROSES」、「島唄」、「アリラン」、「イムジン河」、SIMON & GARFUNKEL「BRIDGE OVER TROUBLED WATER]」、SECRET GARDEN「YOU RAISE ME UP」、LADY GAGA「ALWAYS REMEMBER US THIS WAY」、「BIRTHDAY SONG」、ELVIS PRESLEY 「I CAN NOT HELP FALLING IN LOVE」、ERIC CLAPTON「TEAR IN HEAVEN」、「琵琶湖周航の歌」、「ワルシャワ労働歌」、「DANNY BOY」、REDD STEWART「TENNESSY WALTZ 」、RADWINPS「愛にできることはまだあるかい」、「死んだ男の残したものは」、「香港に栄光あれ」「GLORY HONG-KONG」、FROZEN2「ALL IS FOUND」、QUEEN「LOVE OF MY LIFE」、「GOODNIGHT IRENE」、GREENDAY「21GUNS」、「朝日のあたる家」、BEATLES「YESTERDAY」、「MY WAY」、CAROL KING「YOU GOT A FRIEND」、「I STILL CALL AUSTRALIA HOME」、BEATLES「IMAGINE」、「おじいさんの時計」「GRAND FATHERS CLOCK」、浅川マキ「にぎわい」、中田章「早春賦」、「浜千鳥」、「いつかある日」、LEONARD COHEN「HALLELUJA」、スーマー「いきあたりばったり」、あがた森魚「赤色エレジー」、成田為三「浜辺の歌」、秋吉壽和「ALOHA AU IA OE」、米津玄師「カナリア」、「サンパギータ」、VELVET UNDERGROUND「CANDY SAYS」、JOHN LENON「MOTHER」、米津玄師「まちがいさがし」、加藤登紀子「時には昔の話を」、加藤和彦「悲しくてやりきれない」、NINO ROTA「LOVE THEME FRON THE GODFATHER」以上。

I have been singing with guitar in FB since January 2019. The number of song reached 50 songs, It is amazing. Now I am singing "Love Theme from the Godfather" by Nino Rota.

ゴッドファーザー愛のテーマを歌っている。

2021年2月21日日曜日

FB オ-ストラリア国民に謝罪

  



2月18日木曜日にフェイスブック(FB)をPCで開けてみると、FBのご案内、としてニュースを見ることができません、と画面に出てきたので驚いた。個人的にはニュースは毎晩テレビで見る習慣がついているので、FBでニュースが見られなくても不便はないが、テレビをつけてみると、そのことでてんわやんやの騒ぎになっていた。
なにしろ新聞の宅配などありえない国、広大な土地をもったオーストラリアで、紙の新聞を読む人などごく僅かだ。若い人々は毎日のニュースを、忙しい合間にFBで見る。若い人の人口の3分の1が、ニュースをFBに、頼っているそうだ。その数、170万人。

スコットモリソン首相もカンカンになって怒っている。FBがサイトを閉じたのは、国営ニュース(ABCニュース)だけでなく、各州保健省(ヘルスデパートメント)、天気予報、政府キャンベラ保健省、アボリジニーヘルスサービス、ブッシュファイヤー情報、ヒューマンライト人権保護、自殺予防チャリテイーセンターなどなどのサイトが一方的に何の予告もなく削除されたのだ。
ニュースも天気予報も国民生活になくてはならない情報だろう。アボリジニーの人にとっては、保健サービス情報は大事だし、西オーストラリアではすでにブッシュファイヤーが広がっている。いつ火事から逃れるために避難するかを判断するための情報は、命に関わる。またコロナで失業者が増え、ロックダウンが続くなかで、自殺予防のための窓口もまた、人々の命に関わる大切な情報源だ。それらのサイトをFBは削除した。

FBがオーストラリアの公的メデイアからチャリテイーへのアクセスまで、サイトを撤去したのは、政府がニュースを載せるための、お金を払わなかったからだそうだ。企業の広告代で稼ぎに稼いで私腹を肥やしている世界一金持ちの、民間企業FBが言うことか。
スコット モリソンは、FBという民間企業による「オーストラリア人いじめだ。」と大声で吠えている。オーストラリア人の怒りは収まらないが、英国の通信技術委員会ジュリアン ナイト下院議員も「FBはメデイアとしての責任を放棄した。断じて許してはならない。」と激しくFBを批判した。

一方FBは、超保守派、タカ派共和党べったりのマードックファミリーが経営するモーニングヘラルド、チャンネル9,ジ、エイジ、オーストラリアンなどのニュースは、引き続きFBで見られるようにしている。FBは自分の好きな超保守メデイアは、FBで提供し、都合の悪いメデイは排除したのだ。

この件は、2日後にFBが、「うかつにも操作上のミスでチャリテイーサイトや、人権保護サイトや、天気予報まで消してしまって、申し訳ありません。」と、アジアパシフィック地域担当サイモン ミルナー副社長が謝罪した。しかしこれで一件落着ではない。解決では決してない。FBの誰が、どんな、ミスを犯すと、ニュースや天気予報が見られなくなるのか、これだけの謝罪では、全くわからない。次に何が起こるのか予想できない。
世界で最も大きな私企業が、ちょいと指を動かしただけで、170万人のオージーが影響を受けたのだ。「えへ、、ごめんちゃ!」で済むことではない。

FBが好きなメデイアのニュースだけを流し、政府の公的なニュースを見られなくする。天気予報どころか、人権擁護やアボリジニ保健活動やチャリテイー活動のサイトまで削除して、人々がアクセスできないようにする。このように露骨にメデイアを操作するFBが、いかに保守的な立場に立っているかがわかる。今後も、このままFBからニュースを読むオーストラリアの170万人は、他社のニュースや論説を読む機会がなくなれば、保守化するし、FBが好む話題だけを取り入れ、FBの好きなものを買い、満足し、FBという企業の思うとおりに生きていきそうだ。FBは、マスメデイアに操作される人々を作っている。
金をもった民間企業が、メデイアを操作する、人々を操作する、ということが実際行われたのだ。今後、決してあってはならないことだ。

歌は加藤和彦作曲、作詞サトウハチローによる「悲しくてやりきれない」です。

2021年2月14日日曜日

加藤登紀子の「時には昔の話を」

I am singing 「My Story」by Kato Tokiko that is  requested by my life long old friend Muramatsu Kazuyuki.





加藤登紀子の「時には昔の話を」を古い友達、村松和行のリクエストの応えて歌ってみた。彼とは1968年、大学1年の時に会った。54年の歳月が経ったことになる。初めて会った時から他人のような気がせず、兄弟のように感じられたのは、育った環境が似ていて、子供の時からバイオリンを弾き、小説も書いていたからかも知れない。今度の芥川賞は、私が取るといったら、即座に俺が先に取って見せると言われた。何故か討論をしても行動していても、他の人から抜きんでていて目立ち、存在感があった。彼は高校の時から運動していて、佐世保で原子力潜水艦寄港阻止闘争から帰ってきたところだった。迷わず大学学費闘争、反ベトナム戦争の隊列を組んだが、常に一歩先を歩いていた彼は、権力に連れ去られ、長いこと獄中にあった。長期にわたる不当逮捕と拘留、無用な裁判で彼の貴重な20代の大半が失われた。その間の辛さは言葉に代えがたい。

互いに家庭をもち、私がフイリピンで暮らしていて、子供たちの父親で夫であった人を失い、暗闇の底辺で手探りしていた時、彼は手作りのバイオリンを送ってくれた。友達が作ったという、美しい低音のよく響くバイオリン。モーツアルトのバイオリンとヴィオラのためのコンチェルトの楽譜も入っていた。「オーケストラを雇って一緒に弾こうぜ」と。この人ならやりかねない、と思い、50人のフルオーケストラをバックに大きなホールで、二人でモーツアルトを演奏する姿を想像して、再び立ち上がる気力が出た。

数年に一度しか帰国して、やもめになった父を訪ねて行かない私に代わって、彼は父に花をよく送ったり、訪ねてくれた。父は居間に置いた小さな黒板に、彼の電話番号を書いていて、死ぬまで何かあったら電話で助けを呼ぶから、と頼りにした。父は、むかし早大政経で教務主任をしていたころ、早大全学闘委員長だった大口昭彦に退学を言い渡した。そのことでずっと胸を痛めていて、大口昭彦の友人だった彼と関りを持つことで贖罪したい気持ちもあったのだと思う。

この歌を作詞作曲した加藤登紀子も、その夫の藤本敏夫も、同じ時代を駆け抜けてきた。反帝全学連副委員長だった藤本の力強いアジテーションは有名だった。
昔のことを振り返ることには、失ってきたものが多くて痛みを伴いうが、54年間ものあいだ友人でいてくれた村松和行に心から感謝している。

2021年1月31日日曜日

ジョンレノンの「マザー」Mother

       

I am singing "Mother" composed by John Lennon. Hope all children are safe from domestic violence even though such a tough time under the epidemic and economic condition. 
幸せな子供時代を送らなかった、ビートルズのジョン レノンが作った「MOTHER] を歌っています。パンデミックのなかでも、すべての子供たちが家庭内暴力を受けずに済むように、願ってやみません。

2021年1月25日月曜日

オーストラリアデイによせて

     


25年前の1月25日に、10年暮らしたフイリピンを出て、二人の娘たちと、オーストラリアに移住した。娘たちはマニラインターナショナルスクールの10年生と11年生だった。出発直前に年学期の終業式のコンサートで最後の演奏を終えたばかりだった。二人の娘たちはオーケストラのコンサートマスターを務め、3人とももうバイオリンなど弾くこともないかもしれない。弦よ燃えよ、弓よ折れよとばかりに渾身の演奏をして、世話になった学校を後にした。
フイリピンマニラ空港の混雑に揉まれて、1月になったのにメリクリスマスと言い金品をねだってくる入管局職員やなんかの伸ばしてくる手をよけながら、乗り込んだ飛行機は満席で、なぜかミスでダブルブッキングされていて3人はばらばら席。
やっと着いたシドニー空港から見上げた、雲一つない大きな青い空が忘れられない。私たちは、3人それぞれがバイオリンと小さなバッグを背負っただけの姿で、知り合いもない、友達も親類もいない新しい土地に着いて生活を始めたのだった。



その日は、オーストラリアデイ、祝日だった。英国人探検家ジェームスクックがボタニー湾に到着して、シドニーコーブで植民地として領有を宣言した日だ。国を挙げての祭日。この日から、先住民族アボリジニの虐殺が始まる。アボリジニは5万年も前から先住していて独特の言語と文化を持ってきた民族だ。しかし、この日は、デイフェンスフォースによるパレード、政府による式典、この1年の間に活躍した人への功労賞、国民栄誉賞などが賞与される。式典は、オーストラリアでは国会が始まる時や、スポーツや大きなイベントが始まる前に必ず行われる、アボリジニーのスモーキングセレモニーで始まる。ユーカリの葉に火をつけた煙で参加者全員が身を清めて式典が開始される。




今年はコビッドで式典も縮小されるだろうし、パレードするデイフェンスフォースも、空港やホテルで海外から帰国してきたオージーの検査、誘導、ホテル隔離に駆り出されているので式に参加する数も限られるだろう。
今年の栄誉賞のトップに推薦されたのがテニスの昔のチャンピオン、マーガレットコートであることで勲章賞与に反対する人が続出している。彼女は、ゴリゴリの保守で引退後、ペンテコステ派の聖職者となり、LGBTQIを悪魔呼ばわりしていて恥じない。今年表彰される予定のキャンベラのクララ スー医師は、LGBTQIへの差別を助長するような勲章などは受けるつもりはない、と辞退。前年に表彰を受けた人々のなかにも勲章返上の動きもある。ただでさえLGBTQIの自殺率が高い。勲章辞退、返上の波は広がるだろう。

オーストラリアデイは、アボリジニにとっては、侵略された日だ。多くのアボリジニは、各地でお祝い気分の祭典に抗議して、デモに参加する。年々デモの規模は大きくなってきているが、2020年は、ジョージ フロイドの死を契機にしたブラック ライブスマターの広がりの中でアボリジニーの拘束中の死が脚光をあびた。ニューヨークのデモに、「アボリジニー432人の死」に抗議するオージーが加わって大きく報道されたのだ。
アボリジニーは5万年も前から大自然と共に生きてきた。自分の家や、他人の家、公共施設といった「境」が文化の中にない。彼らにとっての「マイ プレイス」は実際自分が住んでいる家でなく、まわりの土地全部、湖、山々、海を含むのだ。そんな人々がいったん酔っぱらって公園で寝ていたり、他人の自転車をちょっと借りただけでポリスに拘束され、窓のない日の差し込まない留置所に留め置かれたりする。それだけで神経が拘束に耐えられず自殺者が出る。アボリジニーに対するポリスの暴力的な扱いも止まない。この10年に、獄死者 432人。



1月26日
オーストラリアデイは、わたしたち母娘3人が、オーストラリアに来て新生活を始めた特別な日。
英国人を先祖に持った侵略者たちが、この国に到着して植民地にした開国日。
アボリジニにとっては侵略を受けた屈辱の日。
国民の40%が外国からの移民でよって作られているオーストラリアで、人口3%弱にまで減少してしまったアボリジニー文化に、敬意をもって、アボリジニの怒りに共鳴して、その日を過ごしたい。


2021年1月24日日曜日

ベルベットアンダーグランドの「キャンデイー セズ」




ベルベットアンダーグランドの「キャンデイー セズ」を歌ってみました。「わたし、自分の体が嫌い、人前で目立つのも、大事なことを自分で決めるのも嫌。きっとわたしって幸せになれないんだと思う。」キャンデイという小さな女の子が、おそらくLGBTQI(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クイアクエスチョニング、インターセックス)の悩みを抱えて社会との接点でもがき苦しんでいる歌です。
I am singing " Candy says" by The Velvet Underground.  A small girl, Candy hates her body self and being struggled to get close with society, because of LGBTQI.
 Hoping the day will come when she loves for herself and loves others.



2021年1月11日月曜日

フィリピン民謡「サンパギータ」





I am singing old Philippine folk song " Sampaguita". My family spend 10 years in the Philippine and I was a violin teacher at International School Manila where my 2 daughters were studying. We used to wake up in the morning with full of sweet smell of Sampaguita; little and humble white flower.

フイリピンで10年間過ごした日々、朝早くサンパギータの甘い香りで目を覚ましたものです。古いフイリピンの民謡、サンパギータをタガログで歌っています。
        

2021年1月7日木曜日

オージーナースと日本の看護師さん

                        

大昔のことだけど、大学で4年マスコミュニケーションを学び、2年新聞社で働いて、ひどい女性差別とセクシャルハラスメントを受けて、一生働ける職業を、と思い都立看護学校に行き、都立病院に勤めた。当時、大叔父にあたる大内兵衛は、90歳だったが、手を取られ都知事選の選挙演説カーによじ登り、美濃部亮吉を応援した。無事都知事になった美濃部都政は、将来予想される看護師不足に対処すべく、いくつもの全寮制の看護学校を作り都立病院を設立、その横には看護師寮も保育所も作った。その美味しい部分をすべて甘受した。

結婚していたので寮には入らなかったが、学費無料で、返金なしの奨学金のお小使いを受け取りながら、卒業後は都立病院に就職。奨学金もらったお礼に、いっぱい働くから、と約束したそばからたて続けに妊娠してごめん、有給休暇。ほとんど無料の病院付属の保育園で娘たちも、自分も親として育ててもらった。経験豊かな保母さんたちに何もかも教わって支えられた。どんなに感謝しても感謝しきれない。40年以上前のことだ。

病院はエアシューターでカルテも薬も、他の施設とやりとりして、必要な時、瞬時に受け取れる。看護師たちは、月に2日の生理休暇をもらえたし、残業する人などいなかった。看護師たちには、更衣室とロッカーが与えられていて、仕事が終われば脱いだ制服はポイとドロップすればエアシューターで地下3階の洗濯室に行って、洗われてピシっとアイロンされて、3日後に配達されてくる。シャワーもお風呂もあって着替えて、保育所の娘たちと帰宅する、そんな40年前のことを、いまオージーナースたちに話して聞かせると、みんな目を丸くして、「すごい!日本すごい!」、「保育所無料ってすごい、自分は給料の半分以上チャイルドケアにとられてるのに!」とか、「制服にアイロンかけて返してくれるの、うらやまし。」とか言われる。しかし、いまになっては、その良かったすべてが、過去になっている。公立病院付属だった保育所は民間に売り渡され、洗濯業務も給食業務も民間。ついでに政府は、都立病院そのものを私立に売りに出す予定だそうだ。

最近、医療通訳を頼まれたとき、日本人ナースと話していて、日本では残業が大変だ、と聞いて驚いた。給料も上がっていないことも驚きだ。
40年前にできていたことが、今できなくなっている。保健所がない、ナースが足りない。病院が足りないって、どういうこと。美濃部亮吉都知事のあと、どんな悪い奴が知事をやるとこんなひどいことになるのか。
今日本ではCOVID 患者の急増に、病院施設も、看護師も足りなくて悲鳴を上げている。COVID患者を受け入れていた私立病院が経営が成り立たなくなって倒産の憂き目にあっている。低給料、過重労働で働いている看護師たちがいっせいに離職している。政府は看護師を確保するために、この40年間何もせずにいたのだから、こんな結果がでることは当然だった。40年前にできたことが、どうして今できないのか。待遇は良ければ誰も離職したりしない。

国家予算で、どんなことがあっても削ってはいけない分野が、教育と医療だ。これを国家ではなく、民間にやらせたら、国は滅ぶ。市場原理に任せ、アングロサクソン型資本主義の、新自由主義を導入すれば、「小さな国家」と、「巨大な民間企業」が出現し、教育も医療も切り売りされて、企業を太らせるだけになる。あってはならないことだ。

オーストラリアの看護師の免許は英国、スコットランド、アイルランド、カナダ、シンガポール、中東の国々でも通用する。沢山の英国人やアイルランド人がこちらの病院に働きに来ている。彼らは病院の寮に入ったり、アパートをシェアして働き、お金がたまるとオーストラリア中を旅行して楽しんでいる。ナースには1年に6週間の有給休暇があり、たいてい年内に消化する。残業したら、自分のタイムマネージメントができないトロい奴と思われ嫌がられるから時間きっちりに帰る。病欠も嫌がられない。定年はない。何歳になっても働けるし、雇用で年齢、性別、出身で差別されてはいけないことに法で決められている。
私がオーストラリアでナースになって一番ほっとしたことは、ナースという専門技術職が社会的に高く評価されていることだった。学校の先生より給与も良いし、地位も高く評価されている。
日本で看護師になると言った時、母に「他人の尿や便を扱う仕事に就く気ですか?」と問われ、のちにフイリピンで離婚騒動が起きた時、兄には「看護婦の分際で子供2人育てられる、などと思いあがるな。」と言われた。驚くべき職業貴賤と、男尊女卑の精神構造。日本の看護師はその教育の高さや、技術を過小評価されすぎている。日本では医師会の力が強く、ナースが独立した職業と認識されておらず、医師の「お手伝いさん」扱いされてきた歴史も無視できない。

こんなことではいけない。看護師が誇りをもって働けるような社会、看護師がいつ6週間休暇をとっても困らない勤務体制、看護師が風邪気味のときに気持ちよく病欠が取れる勤務表、そして働いた分に見合うような給与をもたなければ、医療に明日はない。
日本の看護師さん。今の生活がおかしいと思ったら、COVIDのいまのうち英語をしっかり学んで、さっさと辞表をたたきつけ、国外に出るべきだ。
ナースの知識と技術は、どの国でも通用する。

2020年12月24日木曜日

2020クリスマスに

この一年に大切な方々を亡くされた方々、大事なペットを失った方々が、安らかな気持ちでクリスマスを迎えられますように。
People who lost love one: person and pet, May your Christmas be filled with peace. Merry Christmas!