2026年3月29日日曜日

76歳 恋をする

76歳 恋をする
「5年前に初めて会った時から、ずっと好きでした。」と、元アフガン戦士、熊のような大男に言われて、ゲゲ!!!まずい、メンドくさ!

5年前、下行腎静脈が詰まって不具合をきたし大病院で、透視造影を見ながら静脈にコイルを入れる手術をすることになった。「やってみなければわからないので、手術が2時間で終わるか4時間かかるかわからない。終わったらナースが回復室から家族に電話をするので迎えに来てもらってください。」とドクターに言われて困った。何時に終わるかわからない身柄引き受けを頼める人がいない。やむなく以前乗ったタクシーで、必要な時は会社でなく自分に電話をください、といって名刺を渡された運転手に電話をした。
その人は自宅から40分ほどの距離の病院で、私を下ろして病院の駐車場で4時間、手術が終わるまで待っていてくれた。全身麻酔の反覚醒状態で、身柄を引き取ってもらって、ずいぶん親切な人だ、と思った。

車の事なら何でも相談してください、と言われていたので、家の前で車を追突されたとき、運ばれた救急病院から電話をした。「まっすぐの見通しの良い1本道で、右折のウインカーを出していたのに、相手はスピードを緩めずぶつかってきた。私は悪くない、悪くないのに車はぺっちゃんこ!どうしてくれるんだ。」と1オクターブ高い黄色い声で、きゃーきゃー言いたてたら、「だまりなさい。私にまかせろ。」と一言。黙っているうちに事故車の引き取り先と、手ごろな値段の新しい車を自宅まで届けてくれて、事故処理一切をやってくれた。パールホワイトのピカピカの新しい車が来て、嬉しくて、ずいぶん親切な人も居るものだ、と思った。

胃も腸も内視鏡検査を受けることになって、再び病院で全身麻酔で検査を受けて、、回復室にいる私を家族の代わりに迎えに来てくれて、本当に親切な人だと思った。でも他にも足の悪いおばあさんをよく助けているようなことを言っていたので、年寄りに親切な人なのだと思っていた。

1年経ってピカピカだった新しい車も、不用意で不器用で不注意な運転のため、みごとに前後左右かすり傷だらけになった。どうしてコーナー曲がるごとに車体に傷がついてしまうんだろう。で、電話をしたら、ついてきなさい、と修理屋まで先導してくれて、修理屋は、車の外側をぜんぶ取り外して、叩き直してペンキを塗って大きなオーブンで乾かすのだという。全部治って来るまで、私の職場の送り迎えしてくれた。ずいぶん親切な人だと思っていた。

遠くに住む娘家族と、少し離れたところに住む娘、みんなを連れて日本にスキー旅行をした時、空港への送り迎えをしてくれて、行くとき飛行機の中で食べるようにと、ナッツお詰め合わせを持たせてくれた。
職場から派遣されるカンファレンス、夜の会合、友達とのデイナー、など数え切れない程、送り迎えをしてくれた。とても親切な人だと思っていた。

クリスマスに家族が来るので、古ぼけたカーペットを捨て、新しいのを買おうと、IKEAに行ったが気に入ったカーペットは重くて大きくて、とてもIKEAのセルフサービスで持って帰れない。電話をしたらすぐ来てくれて、6畳間用の重いカーペットをひょいと畳んで肩にかついで運んでくれた。家に着いて、自分でもびっくり、カーペットの上のでかい机は、読みかけの本、読み終わった本、読む予定の本が30冊あまり乗っていて、食べかけのお菓子、飲み物、請求書やいろいろごたごたが載っていた。それを動かし、古いカーペットを丸めて倉庫に仕舞い、新しいのを敷いて机を元の通りにもどしてくれた。その速さと丁寧さには目を見張った。ずいぶん親切な、、、
そこで突然、中腰になった元アフガン戦士に「5年前から好きでした。」が始まったのだった。私が76で、あなたは16歳年下だって、わかってるよね。で、、、こうして「ずいぶん親切な人」が、「わたしの特別な人」になったのだった。
娘たちがそれぞれ家族を持ち、「おかあさん業」を終え、2度も未亡人になって「妻業」を終え、このままの脳みそが働らいてくれる間は、仕事を続けて、あとは死んでいくだけだよな、と思っていたが、そっとあたためてくれるブランケットができて、このごろはよく眠れる。



2026年3月25日水曜日

世界最大の油田が燃えている

遂にトランピャニフ:2つの国の大統領と首相は,イランのサウスパルスガス油田を攻撃した。世界最大のガス田が燃えている。何と罪深いことをしたのか。これで戦線拡大は間違いない。

これまでの経過で、はっきりわかったことは、
1)世界中の米軍基地が、災いの元だ。
世界中に散らばっている米軍基地が安全を保障することはない。
横須賀米軍基地から出発したミサイルが、沖縄を経由してイラン攻撃を行い、たくさんの死者を出している。バーレーン、クウエート、UAE、カタール、オマーン、サウジアラビアもみんな米軍基地がある故に攻撃された。独立国は、外国の軍事基地を置くべきではない。

2) だれも空を守ることはできない。
アイアンドームなどなかった。
カタールの中東最大の米軍基地アルウデイド米国空軍基地は60憶ドルかけて建設され、米英空軍を受け入れてきたが、今回イランのミサイル攻撃を受けて、対空防衛システムもレーダーも損傷した。イスラエルも爆撃されている。米国の死の商人、ロッキードマーチンも、レイセオンもポンコツ製品を中東の国々に最高額で売りつけてきたが効果なし。

3)たかがニューヨークの成り上がり不動産屋が始めた、対イラン戦争は不動産屋の負けだ。

4)3,000年の歴史のあるペルシャ国の人々は、誇り高く死ぬことを恐れない。聖戦のために命を投げ出す、殉死の精神を甘く見るな。

5)カタール首相の言葉は事実だ。「この戦争で得をしているのはテヘランでも、ワシントンでも、ドーハでもない。イスラエルだけだ。」

6)セイエドアッパス アラグチ外相の言葉が真実だ。「アラブ諸国から米軍基地を撤去することと、イランへの経済制裁を全面解除されるまで停戦はない。」
イラン副大統領モハメドレザ アレクの言葉が正しい。「イランが戦争を始めたわけではない。この戦争をどのように終えるのか決めるのはイランだけだ。」

写真はイスラエルと米軍によって攻撃され燃えている世界最大のイランのサウスパレスガス田



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2026年3月10日火曜日

イランのサッカーチーム

いま豪州では、サッカーのアジアンカップが行われているが、イランの女子サッカーチームが、対韓国、対豪州、対中国戦に全部負けて、3月10日の今日イランに帰国することになっていた。
彼女たちは、イランが近隣諸国のアメリカ基地を攻撃したことに抗議して、最初の試合、対韓国戦の前に全員そろって国歌を歌わなかったことで、イランメデイアから激しい非難をうけていた。圧力があったのだろう、つぎの第2試合と第3試合には全員が、敬礼をして国歌を歌っていた。

彼女たちがイランに帰国したら、厳しく責任を追及されるのではないかと心配されていたが、本日の深夜に滞在先のホテルにトニーバーグ内務大臣が出向いて、選手のうち5人の亡命を確認した。チームのキャプテンを含む5人の選手は、連邦警察の保護下におかれ、ビザを与えられた。
在豪のイラン人で、反イラン政府のグループは、残りのチーム選手達の安否を鑑みて、今日滞在先のゴールドコーストからシドニー経由でイランに帰国するためのバスの前に座り込み、彼女たちの帰国を阻止しようとした。

スポーツ選手が国際試合のときに、姿を消したり亡命するのは、よくあることだ。
わたしの親友の1人もガーナの陸上選手として2000年シドニーオリンピックに来て、そのまま亡命して市民になった。レズビアンだったからだと思うけど、よくわからない。
今回の件では、午前2時にアルバニー二首相に、直接トランプ大統領から電話があった、という話も出ている。深夜に彼女たちが滞在するホテルに内務大臣が行った、というのも異常だが真相はわからない。


豪州がついに湾岸に空軍戦闘機 E-7Aウエッジテイル戦闘機を派遣することになった。
早期警戒管制機で、背中にレーダーがあって長期間滞空しながら敵機を監視するそうで、その技術者85人も派遣される。行先はアラブ首長国連邦(UAE)で、この国には2万4000人のオージーが住んでいるので、彼らの保護が目的だそうだ。「攻撃」はしない、「防御」だけだ、とマスメデイアが追及しても、防御、防御をくりかえし、それ以上は国家秘密で公表できないそうだ。
わたしたちは何が起こっているのかよくわからないうちに、戦争に巻き込まれ、ちょっと巻き添えにあっているだけでなくいつの間にか、参戦して、戦争の当事者になっている。

つぎは日本の番だ。





2026年3月5日木曜日

イランによる爆撃は自己防衛

米国はいまだ膨大な数の武器をウクライナに送り、請求書はEUに送りつけて、故意に戦争を長引かせ、ベネズエラを政治的に支配し、キューバに圧力をかけ、イランに数千のミサイルとドローンの雨を降らせて、ラマダン中のイラン国民を殺害し、オイルタンカーを爆撃して中国ににらみを利かせている。

トランプ大統領の夢、世界1の強い男による世界侵略は、現在進行中だ。彼は「国際法は存在しない。」と豪語し、米国議会の討議や承認なしに他国を攻撃し、国内法も存在しないことを証明した。彼の前に法は存在しない。
米国の兵器産業は、古い型の兵器をすべて使いつくし、新しい兵器を次々と発注してくれるトランプが嬉しくて仕方がないだろう。

2025年3月にCIAもFBIも同席する米国情報機関の場でギャバード国家情報長官が「いまイランは核兵器を製造していない。ハメナイ最高指導者は核兵器計画に賛成していない。」と調査結果を述べている。 爆撃前の2月28日、核交渉中のオマーンのバドルアルブサイデイ外相は、イランが「爆弾製造につながる核物質を保有しない。」合意に達していたと語っている。IAEA(国際原子力機関)管轄下にあったイランの核施設は、どんな屁理屈をつけても米国が爆撃すべき理由は、まったくなかった。
イスラエルと米国による先制攻撃に、イランが反撃することは、国際法では個別集団的自衛権の行使であって、国際的に容認されることだ。イランによる周辺国の米軍基地に対する攻撃は自衛にすぎない。

コリアフォーカスの徐台教によると、2025年6月米国がイランへの核施設爆撃する前、在韓米軍基地にある8つのパトリオット砲台のうち3つが500人の運用兵とともに中東に送られたそうだ。今回の件で、沖縄の核はどうなのか。いま米軍基地に動きはないのか。
と、思っていたらやっぱり、日本の横須賀基地からイージス艦が、出発して沖縄を経由して、イランの初期攻撃に参加、米国艦隊からミサイルを発射して攻撃していた。


法も外交も通用しない、人としての英知も良識も失われた世界で私たちは悄然としているしかないのか。