国連総会で各国の代表がニューヨーク国連本部に集まっていて、日本の高市首相は、9月22日トランプ米国大統領と会談をした。そこで彼女は、米国によるイランへの爆撃も、パレスチナでの蛮行にも触れず、「ウクライナを支援し、公正で永続的な平和を実現するために、ロシアへの制裁に取り組んでいきます。」と約束した。
2022年2月ロシア軍のウクライナ侵攻により、ロシアは2450憶ドルの資産を「凍結」されロシア国民の生活を圧迫され、その資金の一部は勝手に西側諸国の都合でウクライナの武器支援に使われている。日本の首相はそれをもっともっとやりたいと言っている。
イランの数千億ドルの政府資産も1979年イラン革命以来米国によって「凍結」されている。
アフガニスタンでも米軍敗退後の2021年以来、95億ドルの在外資産が「凍結」されている。
キューバも長期にわたる米国により資産「凍結」と経済制裁で国民生活の基盤であるガス、電気、水道、ガソリン不足によって、医療、教育すべてにわたり欠乏する困窮事態となっている。
ベネズエラでも世界一のオイル埋蔵量を誇る国の、チャベス大統領が、オイルを国民のために国有化すると、にわかに米国が提供していた技術や機材ごと引き上げていき流通を止め、経済制裁と資金を「凍結」で締め上げて、国民生活を苦しめ、挙句の果てに大統領を誘拐、拘禁し、新政権を作らせて、新たにオイル利権を強奪した。
西側諸国が独立した他国の資金を勝手に「凍結」して国民を苦しめ反政府運動に手を貸してその国の独立を脅かし、大国の思い通りに資産を強奪する、そういった歴史が繰り返されてきた。米国をはじめとする西側諸国のあいだで流行してきた「資金凍結」「経済制裁」ってなんだ!
それを支援していくと約束した日本の首相ってなんだ!
NATO、米国とEUの軍事同盟は、ソビエトのワルシャワ機構が崩壊した時に、解散すべきだった。敵がいなくなったのに、どうして存続し、増強してきたのか。フェアではない。ロシア、ウクライナ戦は、NATOの東方拡大が原因だ。
ロシアの言い分は2022年侵攻以来少しも変わっていない。停戦条件も同じだ。
1,ウクライナがNATO軍に加わらないという約束。
2,クリミアと東部2州、ドネツクとルハンスク州の独立と認め、自治権を保障する、ということ。その2つ。
クリミアは2014年の国民投票でロシア派の併合を住民が決めた。ロシア人住民が多く住み、ロシアの選挙にも国境を越えて投票してきたドネツク州、ルハンスク州住民への、ウクライナ側の暴力と迫害を止め、住民の自治を尊重することをロシアは求めてきた。彼らの自治権は認められるべきだ。
1990年ドイツ統一の時、米国はソ連のゴルバチョフ書記長に、NATO軍は1インチも東に拡大しないと約束した。
しかし
NATOは1949年に設立され1999年には、ポーランド、ハンガリー、チェコ共和国を加入させ、2004年にはバルト3国、ルーマニア、ブルガリア、スロベニアを組み入れ、2009年にはアルバニア、クロアチア、2017年には、モンテカルロ、2020には、北マケドニア、2022には遂に、フィンランド、スウェーデンを加入させてきた。こうして米国を中心としたNATO軍事同盟は、1インチも東方拡大しないどころか、とどまることなく拡張し、ウクライナも’参加させるようにゼレンスキーをそそのかして、ロシアを裏切り脅かしてきた。
いまやウクライナはNATO同盟国ではないのに、それ以上の西側軍事基地の拠点となった。2022以来EUからの支援総額、2200億ユーロが使われた。18歳から60歳までのウクライナ国民総動員令で国境閉鎖、徴兵された兵では足りなくて、世界中から傭兵を募集し、道路や工場で若者を見れば警察は誘拐してまで戦闘の前線に送り込み、市民は日々ドローンやミサイル爆撃におびえる。
人口2千万人のうち、200万人が戦場に駆り出されている。
にもかかわらず
ウクライナは今や兵器産業の花形、十分なNATOからの資金を得てドローン生産は世界一の生産量を誇り、輸出するまでになった。のどから手が出る程、欲しがっていた長距離ミサイルを自国で生産できるようNATO英国の技術提供を約束され、独国の技術で1000発のパトリオット砲撃ミサイルが、今後ウクライナで生産される。そのための新たな32億ユーロが支援される。
ウクライナはNATOの一員でもないのに飼いならされ、NATOの戦争産業の中心となり、EUを守るための都合の良い「武器庫」になった。今後もNATOの安全と自由を守るための「防波堤」として武器を提供する。
それを導入したゼレンスキー自身は、何の心配もない。ニューヨークを始めとする世界中のリゾートに彼の所有する家も資産も確保してあって、いざとなれば逃げだせる準備は万端だ。
こんな男のために、日本の首相は支援していくとトランプに確約した。その支援金は、日本人が日々苦しい思いで支払い続けている税金だ。