2010年9月25日土曜日

チモール海に沈む太陽を見る




オーストラリアの北の果て、ダーウィンに到着。
日本からダーウィンには ただ経度をまっすぐ下に 下りてくればよい。地図で見てみると 日本に一番近い街だし、南極に向かって まっすぐ下がったところにある。しかし 日本からの直通便はない。いったんケアンズとか、パースとか メルボルンとかに行って 国内線に乗り換えなければならない。

このトップ エンドと呼ばれるダーウィンは沖縄より緯度で10度 距離にすると1000キロメートルも赤道に近い。南緯12度から15度にあって 南回帰線(南緯23度27分)と、赤道の真ん中にある。熱帯サバンナ気候で 雨期と乾季がはっきりしている。街の名前は チャールズ ダーウィンがビーグル号で立ち寄ったと言われているので、そのまま街の名前になった。

空港から車でダーウィンの町に入る。
海岸線沿いにある 広々とした公園の木陰では 円座を組んでたくさんのアボリジニーの人たちが のんびりとくつろいでいる。彼らのリラックスした穏やかな表情は シドニーでは決して見られないものだ。

海岸に向かって建てられたホテルのバルコニーから 日没を見る。
チモール海に沈む 大きな南国の太陽。西側はインド洋だ。
みごとな日没にビールが美味しい。