今、豪国はフランス大使が召還されてしまって、マクロン大統領に「裏切者」「後ろから攻撃する卑怯者」「米国の愛玩犬」「下品で粗野で残忍な奴」と攻撃されている。仏国だけでなく、EU議長からも、豪国との信頼関係は絶たれた、真摯な態度で説明をしないでいるとEU全体との外交問題となる、と言われている。
事の発端は9月15日に渡米中の豪国スコットモリスン首相が、突然米英豪3国共同軍事協力を約束し、米国の技術で豪国で原子力潜水艦を建設すると発表したことによる。
寝耳に水の仏国が怒るのは当然だ。7年前から独仏日の入札、交渉の結果、やっと仏国から動力型潜水艦を、900憶ドルで買う契約を済ませている。両国で数千の雇用で経済効果が約束されていたのを、一方的に契約破棄され、その損害賠償だけで4億ドル。代わりに、米国製の長距離極超音速巡航ミサイルが搭載される原子力潜水艦が建設される。このため今の豪国の軍事予算GDPの2.1%を超える史上最大の出費が予想される。
豪国は、EU と仏国だけでなく、隣のニュージーランドからも非難されている。核兵器も原子力発電も拒否してきた非核のニュージーランドは、原子力潜水艦の入港も領海に侵入することも許さないとアダーン首相は言い、近隣国との協調を目指すことが大切であると強調した。
シドニーはいまコビッドで、厳しいロックダウンの13週間目に入った。自宅から5キロ以内の距離で生活必需品を買いに行くか、エクササイズ以外外出禁止、誰を家に入れることも訪問することも禁止、学校もオフィスも自宅でリモート、おかげで倒産、失業、自殺数は、連日記録を更新している。そんなときに国は、900憶ドルの仏製を買うのをやめて、4億ドルの契約違反金を海に捨て、さら何倍もの金額の原子力潜水艦を買うと言う。
強力な武器で近隣諸国を威圧しなければならないとしたら、それは外交に失敗していることになる。私は25年間この国で働いてきて給料の35%を税金に取られている。他国よりも短時間にたくさんの人を殺せる武器を作ることに税金を使うことは許せない。武器増強は「安全」の抑止力にはならない。何のための核武装か。子供じみた軍備競争はやめなければならない。米国を基にする武器、死の商人の言うままになってはいけない。
原子力潜水艦という「漂流するチェルノブイリ」「海底のフクシマ東電」を作ってはならない。
武器を持たないことが、最大最強の武装である。
Scott Morrison Australia PM announced the US, Britain and Australia made a historic new partnership, and decided to built nuclear powered submarine by US technology in Australia.
It's long range hypersonic missile technology and undersea drones, against China's escalating militarisation of South China Sea.
It means Australia dumped the contract to buy $90 billion submarine from France, after negotiation and planning program the past 7years and promised thousands jobs. Cancellation for contract with France costs $4billion. A furious France Emmanuel Macron recall Ambassador and he blamed Scott Morrison "poodles of the US", "brutal, graceless, inelegant" and " stabbed from the back".
Australia should maintain healthy tie with China, the biggest economy power in the world. The continuing arm race and power projection in the region should be stopped. The Nuclear powered submarine is " floating Chelnoyble", and " Deep sea HIROSHIMA".
Arm racing doesn't bring peace and never stop a war.
No arms are the best arms.