今オーストラリアで史上最大規模の合同軍事演習が行われている。
これに日本が自家製ミサイルを持ってきて参加している。
13カ国、3万人の兵士がオーストラリアに集合し、7月22日には合同演習開始セレモニーが、シドニーで行われた。
日本からは、三菱重工が製造した12式地対艦誘導弾が連れてこられて、重装輪車両に搭載され、海上の艦船をミサイル攻撃する演習が行われている。射程距離は200キロ、シドニー南東部ジャ-ビスベイのオーストラリア国防軍基地沖にあるミサイル試験場で演習が行われている。またクイーンズランド州のショールウオーターベイでも演習するといっている。
陸自制服組の森下泰臣陸上幕寮長は、「オーストラリア海軍と共同で地対艦ミサイル発射訓練をすることは、自由で開かれたインド太平洋を守るため、オーストラリアと日本両国の信頼関係をより一層強化することになるだろう。」と述べた。またオーストラリア側のダミアンヒル陸軍准将は、「前の戦争では日本は敵だったが、その日本と初めて合同で戦闘能力を試験することになり、今後一層両者のパートナーシップが育っていくだろう。」と述べた。
合同軍事演習は7月21日から8月4日までの2週間。参加国は、米国、豪国、日本、英国、インド、ドイツ、フランス、韓国、フィージー、トンガなど13カ国で、戦争の模擬練習をする。
軍拡は平和をもたらさない。敵愾心と不信を人々の心に植え付けるだけだ。もともとヒトは、争い、殺し合うように出来ていない。ヒトを殺したあと、ヒトが元の自分のいた場所に戻ってくることが簡単にはできないのは、戦争に行った若者がPTSD(POSTTRAUMATIC STRESS DISORDER)で悪夢に苦しんだり、自殺率が通常の3倍と、高いことや、うつ病で社会復帰できなくなって深刻な社会問題を生ずる現状をみてもわかる。
ゴリラはヒトより賢い。ゴリラは勢力争いのために相手を殺さない。ゴリラのオスが立ち上がって勇壮に胸をたたくのは、宣戦布告ではなくて、戦わずにうまく引き分けにするためのデモストレーションだ。ゴリラ社会のルールを守れない悪漢ゴリラには、ボスは、顔をぐっと近付けて真摯に相手を見つめる。睨まれた方は反省して行いを恥じて改めるだけ。相手もそれだけの良識を持っていて社会が成り立っている。子供同士、女同士の争いには、白い背中の大きなオスが、黙って両者の間に割って入り壁を作る。それで解決だ。
ヒト社会がゴリラより野蛮で未発達社会である原因は、ヒトには卑怯者で非力な奴でも相手を殺せる武器があり、それを製造販売する死の商人が、資本主義社会の構造の中で作られるからだ。ヒトがゴリラ並みの平和な社会を作るためには、まず武器を捨てなければいけない。
13カ国軍事合同演習に反対する。
スタジオジブリの「天空の城のラピュタ」作曲:久石譲を歌ってみた。
I am singing [ Castle in the sky LAPUTA ] written by Hisaishi Jo, produced by STUDIO GHIBLI and MIYAZAKI HAYAO.