FBで歌ってきた曲がこれで70曲を超えた。中島みゆきの「糸」を歌ってみた。
71歳のフルタイムで働くエッセンシャルワーカーといわれるナースが、デルタ型コビッドの暴風が荒れ狂う中、呑気に人の迷惑も考えずに下手な歌を歌ってやかましい、と言われるだろうが、辛うじてユーチューブで見つけてきた歌にコードを付けて歌ってみる、という「小さな楽しみ」を見つけて正気を保ってきた。これからも医療従事者にはつらい時期が続く。迷惑だろうが71歳のロックナースに付き合っていただけると嬉しい。
デルタ型コビッドの流行に伴って、シドニーがロックダウンになって5週間目に入った。あと4週間はロックダウンが続くそうだ。エッセンシャルワーカー以外、学校にも職場にも外出禁止、家族でも家に呼んではならず、訪ねて行ってもいけない。生活に必要な食糧などの買い物は1日1人自宅から10キロ以内のみ。外出時のマスクは当然、違反者は$500罰金。
コビッド検査は、毎日千人単位で行われ、陽性者の出た地域のエッセンシャルワーカーは3日に一度のコビッド検査。下水道検査でコビッドが検出される地域の特定を続行。政府はワクチン接種を大奨励しているが、アストロゼニカによる血栓で4人死んでいるので、ファイザー希望者が殺到して、需要が供給に間に合わない。
すでに流行が始まって、1年半、職場では1日として気の抜ける日がなかった。職場にウイルスを持ち込んではいけないから最大限自粛、毎日でも会いたい娘たちや孫たちにも、この1年半の間に10回、10日しか会えていない。ロックダウンと次のロックダウンとの間を、急かされるような気持ちでマゴの誕生日やクリスマスを祝った。355日は一人でいたことになる。職場のプレッシャーは激しく、これからも厳しい時が続く。先が見えない。
何が正しいことなのかわからない。これほど厳しい規制をして、沢山の医療従事者や、年寄りや、免疫の落ちていた人が死ぬことを食い止めた方が良いのか。それによって必ずやってくる政府の赤字財政を償うために、人々が身を削るように高い税金を払わなければならないことをよしとするか。それとも日本のようにロックダウンも、PCA検査もせず人々を自然死のような扱いで、無責任に自由放任して、生き残った人々だけで嵐が収まるのを待てば良いのか。何が良いことなのかわからない。
ただ,いま私にできることは、職場に留まり一人でも優秀な後輩を育てる事。そして自分の時間に、ギターかかえ、ささやかな楽しみを続けていくだけだ。
I am singing [ITO] written by singer song writer: Nakajima Miyuki. Sydney is now under the Lock down Law, and all shops, offices and schools are closed, people are allow to leave home only daily living things to buy. I am a 71 years old, full time work nurse, and am having huge pressure during Delta variant COVID spread. I could see my grandchildren only 10 times in this 1 and half years between lock down and another lock down. However I found little happiness in my time to singing, which reached already 70 music.