2025年8月1日金曜日

戦後80年とは、戦勝国米国による世界支配によって弱小国が経済的にも軍事的にも、虐め尽くされてきた歴史だったということができる。

米国が、ベトナムを爆撃しなければ、ベトナム戦争は起きず,400万人のベトナム人は死なずに済んで、民族独立を果たしていた。
米国が、チリに介入しアジェンダ大統領を追放し、ピノチェト政権を建てなかったら、フットボール場に集められた2000人の学生たちは殺されなくて済んだ。
米国が、2003年サダムフセインが大量兵器を持っていると言い出さなかったらイラクは、人口の5%,、100万人もの命を失わずに済んだ。
米国が、オサマデインラデインを匿っていると嘘をつかなかったら、アフガニスタンで、17万6千人のアフガニスタン人は死なずに済んで、生きて新しい国家を建設していただろう。
米国が、2011年カダフイ大佐が独裁者で自国民を苦しめているとでっち上げを言い出さなかったら、リビアでカダフイは健在なアフリカ連合を築いていた。
米国が、シリアでアサド大統領を独裁者呼ばわりして国外追放しなかったら、現在のシリアの混乱はなかった。
ソマリアでも、ルワンダでも、コンゴでも、ナミビアでも、アンゴラでも、モザンビークでも、スーダンでも同様だ。

いまパレスチナでジェノサイトを行っているのは、イスラエルだが、ジェノサイトを可能にしているのは、米国から毎日届けられている武器だ。それでいて、トランプの米国はイスラエルを批判してみせて責任逃れをしているという意味で2重の罪を持つ犯罪国家だ。トランプは、パレスチナの人々との飢餓に、食料援助を言うそばから、飢えた子供たちの上に爆弾の雨を降らせている。
仏国のマクロンがG7の中で、初めてパレスチナを独立した政府として認めたことで、人々は英雄扱いだが、米国も仏国も英国も武器をイスラエルに送り、パレスチナの子供たちに爆弾を浴びせて、武器商人は利益をむさぼっている。
日本はイスラエル製のドローン購入を決め、イスラエルの経済を潤わせている。

いま世界中でパレスチナの子供の命を救え、イスラエルは殺人狂だと言っているが、子供たちを死に追いやっているのは誰なのか。 シオニストだけではない、シオニストに武器を供給している米国のトランプを大統領に選んだアメリカの市民なのであり、仏国や英国の市民だ。子供たちを殺しているのは、日本の自民党や極右の党に1票を投じた市民なのだ。

パレスチナの子供たちが無残だ、ニュースを見るのが辛いという前に、6万人パレスチナ人を殺した証明書付きの、イスラエル製の武器を購入し、イスラエル経済を潤している日本政府を批判すべきではないか。パレスチナのジェノサイトは遠い国のことではない。あなたの、あなたのあなたの1票が、パレスチナの子供たちの命を奪うことになったのだということを肝に銘じるべきだ。
偽善者は要らない。