ときどき、これを作曲された方に来てもらって、ギターを習っている。難しいコードや自己流のまちがいを直してもらったり。
ギターを始めたのは、何と60年近く前、テイーンのとき。小さい時からヴァイオリンを教わっていたが、小野アンナ先生の直弟子のレッスンは、1音の誤りも許されない息詰まる緊張と、重圧感から自分を解き放ちたくて、ヴァイオリンレッスンの帰りに、自分の小使いでギター教室に通った。彫りの深い、ジェラルフイリップ(1922-1959)そっくりの美しい顔をした先生が、その長い細い指でスパニッシュギターを弾く姿に心を奪われた。お小使いが続かなくてあまり続けられなかったけれど。
それから50年経ってマゴが生まれ、半分ガイジンのマゴたちに日本の童謡を歌ってやりたくて、成瀬龍三郎、シドニーでロックバンドのメンバーだった方のところに通い始めた。彼には童謡を含めて200曲くらい教わった。2年余り教わって、ビートルズもステイービーワンダーも歌えるようになって嬉しかったが、残念なことに帰国された。
現在の先生は、マーケテイングビジネスをしながらハワイアンバンドで活躍されている。
この曲は、雪降る道を歩きながら桜が咲くころに結婚して故郷を離れていく娘を歌っている。
I am singing [SAKURAMICHI] written by Hisakazu Akiyoshi, who is my current guitar teacher. I started to learn guitar when I was teens, nearly 60 years ago. As a little violinist, I needed to be released tension from strict and hard violin lesson and visited guitar teacher who was look like French movie star Gerald Philip, beautiful guy and I had wonderful lesson. Then 50 years passed, I got a guitar teacher ,Ryuzaburo Naruse who was a Australian rock band member. He taught about 200 music but sadly he went back to Japan, however luckily I got new teacher. This music was written about a girl who is leaving her home for marriage, sentimental song.