戦後80年近くやりたい放題をやって世界を壊してきた。
WW2が終わった時、米国は世界の80%の金を保有していた。ドル支えによる金本位のブルトンウッズ体制が1971年まで続いたが、その後も最強ドルが世界経済をけん引してきた。一方、世界の警察としてアジア、中南米、アフリカの、どの国に起きたクーデタや内戦にもすべて米国が関与してきた。
1)1965-1973:ベトナム戦争の8年間に300万人の兵をベトナムに送り58000人戦死(平均年齢19歳)、1200憶ドル戦費を使いベトナム人400万人、ラオスカンボジア人を数万人殺した。
2)1999:コソボで、セルビア人によってアルバニア人がジェノサイトされているとの偽りの情報により国連の承認なしにセルビアを空爆し破壊の限りを尽くした。
3)ソマリア内戦を引き起こし、いまだにソマリアは宗教、民族の軋轢で戦火から逃れられない。
4)2003:サダムフセインが、破壊兵器をもっているとの偽りの情報をもとにイラク侵攻、英国軍と共に、湾岸戦争を引き起こしサダムを公開処刑した。リーダーを失いイラク政権は未だ不安定。
5)2001:アフガニスタン侵攻。9.11米国同時多発テロ主犯はオサマデインラデインで、それを匿っていると言う理由で戦争を引き起こし,戦闘は2021撤収まで続き、2兆ドルをかけて、2400人の米軍兵戦死、その何十倍ものアフガニスタン人市民を死亡させた。
6)2011:リビア内戦を、カダフィ大統領の独裁から民主主義を守ると言う理由で侵攻、かつて民族独立の英雄だったカダフィを処刑したが、リーダーを失ったリビアは現在アルカイダ、ISISとその分派により終わりのない内戦に苦しんでいる。
7)2011:シリアでアサド独裁政権から、民主的政権を作るとしてアサド政権を倒そうと内戦を仕掛けたが、依然として民主的選挙によって選ばれたアサド政権は健在、しかし地方はアルカイダ、ISISのより混迷の内戦状態。
8)2006:イランが核兵器を開発しているとぬれぎぬをかけ、経済封鎖、経済制裁によって人々は苦しんでいる。
9)2020:国連が承認していないにも拘らずトランプがイスラエルによるパレスチナ占領を容認、エルサレムに米国大使館を置いた。これが今のパレスチナへの暴力と占領地拡大の根拠になっている。家をブルドーザーでつぶされ、石投げる少年に向かって自動マシンガンで応じるイスラエル兵、誰がか違っていて、誰が正しいのか。
世界の警察どころか、世界の破壊者米国は、ウクライナに最大規模、数千憶ドルの武器援助をして、世界最大の軍需産業を育成し、莫大な利益を収めている。一方2つの銀行倒産に見られる金融危機、インフレと物価高による経済不安は他のどの国より深刻だ。いま没落過程にある米国内の経済振興のためには、どんどん武器を作って売りさばく必要があるから、ウクライナに武器援助している。
ベトナムもアフガニスタンも儲からなかった。若者の命を奪い国への不信感を育てたが、今度は違う。血で手を汚さずに武器を送り込むだけで儲かって儲かって笑いが止まらない。
現在もまだウクライナ、ロシア戦で西側のメデイアが報道することだけを信じる人々。どこまで米国のプロパガンダに汚されれば気が済むのか。
3月後半中国、ロシア首脳会談がモスクワで行われた。西側メデイアは悪の中枢、国際犯罪者2人が武器供与と核兵器の話をしたに違いないと、決めつけたが、習近平は、まず国家の主権は尊重すべきであるが、NATOに代表される軍事ブロックをつくるべきではない、とロシア側にもウクライナ側にもくぎを刺した。
そのうえ、国連を中心とした、国連憲章の精神にそった新たな世界体制を構築すべきだ、と述べている。今後、ウクライナはいずれ停戦をうけいれざるを得なくなる。何時までも戦争をしていられない。この先を見通すため停戦に持っていける、唯一の国、中国を見守っていきたい。
「悲しくてやりきれない」作詞:サトウハチロー作曲:加藤和彦を歌ってみた。
I am singing [ Can't help crying ] written by Kato Kazuhiko.
Interpretation is:
Even though the blue sky is shining. Yesterday today tomorrow. Can't stop tears. How deeply in sorrow. Who listen my grief.
Even white cloud spread over the sky. Yesterday today tomorrow. My dream broken. and gave up hope. Can't stop crying. How sadden my bitter experience.
Even though green forest surrounding. Yesterday today tomorrow. The wind blow and my voice has gone. Can't stop weeping. How can I softer my great sorrow.