ついでにこのコビッドが猛威を振るう2年余りの間、医療現場で働いてきたので、中間総括をしてみたい。50人の老人居住者を預かるエイジケアに勤めている。居住者は80代、90代の身体障害者、アルツハイマー病、認知障害、精神障害などを持ち、ほぼ全員がオムツをしているが、半数は歩くことができる。朝起きて、介助でシャワーを浴び普通の服を着せてもらい、女性は化粧もする。
職員は、約60人、ケアワーカーがその90%、10%が給食係を占め、レクリエーション療法士が常駐する。他に物理療法士、栄養士、言語療法、レクリエーション指導者、医師、ポデイアトリスト、美容師などが定期的に来る。また掃除と洗濯は外注の専門業者を使っている。
2020年にWHOがコビッドをエピデミックと宣言してから、居住者と職員は全員ワクチンを、3回目のブースターを含めて打ち、職員はマスク、フェイスシールド、ガウンなどPPEを徹底、面会者を制限した。2年間一人も感染者を出さず、無事に過ごしてきたが、今年になってオーストラリアが国境と州境を解放してから、オミクロン株が流入した。すべての職員が3回目のワクチンを打ち終わるよりも、感染のスピードのほうが速かった。職員の中から感染者が出て、この1月末にあっと言う間に、年寄りたち、居住者にも感染が広がった。最悪時、2月初めには居住者の半数、職員の3分の1が感染した。職員は毎日、職場の玄関でラピッドテストをして、感染していないことを確認して職場にはいり、そこで感染が認められた職員は帰宅し2週間自宅隔離し、政府の補助金で休暇となる。一番大変だったのは人手不足。検査で陽性になった職員と知らずに一緒に食事したり濃厚接触した職員も自宅隔離になるので人手が足りず、人材派遣会社に頼り切りになった。
それでもコビッドで一番危惧された居住者の感染による死亡を、出さずに済んだ。ブースターを打っていた80代90代の居住者が、コビッドに感染しても、一人として発病しなかったことは、誇っても良い。ワクチン懐疑者がいまだに居るが、うちの場合はワクチン効果がはっきり認められた。感染した職員の中でも、1人だけ重い症状が出た以外は、全員無症状で、元気に職場復帰した。
2月初めからの2週間は、感染者隔離など、感染対策と人手不足で地獄だったが、エイジケアで一人も死亡者を出さなかったことを誇りにしても良い。これは、ワクチンが出た途端に、居住者も職員も率先してワクチンを受け、さらに職員たちが自分の命を削るようにして、感染予防対策をして、まじめに働いてきた結果でもある。
I am singing [Takeda Lullaby] folk song and [Red Flower] written by Nakabayashi Mie.
I was working as a medical interpreter for government, and as a nurse at Aged Care facility: where has about 50 aged people: 80's and 90's, Disables, Alzheimers, Dementia, and incontinent. Since WHO declared COVID epidemic, all 60 members of staff got PPE, and stopped visitors. Our residents and staff all got 3 vaccines and staff has everyday tested Rapid COVID test.
However half of aged residents and one 3rd of staff got COVID positive this the end of January. Lucky there was no symptoms or serious condition among COVID positive people. because we, staff carefully care our residents, and made huge effort for stopping to spread infection.t. We have to proud of our selves-: no death- no serious condition- even aged residents got COVID positive . I have to say how important to get 3 shots of COVID vaccines.