2021年4月24日土曜日

レボンヘルムの「プア オールド ダート ファーマー」

レボン ヘルムの「ダート ファーマー」を歌ってみた。
レボン ヘルム(1940-2012)は、「THE BAND」の5人の中で唯一のアメリカ人だった。生まれ育った南部アーカンソー土着のフォークソングやブルースをもとに作った曲を歌いバンドで活躍したが、喉頭癌で歌えなくなった。バンドは1976年「ラストワルツ」を最後に解散、再結成の過程を経て2007年に彼は奇跡的にカムバックして、アルバム「DIRT FARMER」で、この歌「プア オールド ダート ファーマー」を歌っている

泥にまみれて百姓は働いても働いても貧しさから抜け出ることができない。農耕はヒトが初めて集落社会を形成し余剰価値を作り出した、尊い仕事なのに、資本主義の市場経済は、百姓から情け容赦なく土地を取り上げる。百姓が土地を失うのは、日照りや豪雨などの自然災害のせいではなく、種を買うにも銀行が介在する経済システムゆえなのだ。年老いて百姓は借金で首が回らない一方で銀行だけが肥え太っていく。

Levon Helm(1940-2012)was only one American member of [The Band]. He was a drummer and a vocal singer but at 1998 he lost voice by Laryngeal cancer. However he came back 2007 as if it was a miracle, with album,' Dirt farmer'. He is singing; poor, old and dirt farmer is hard to survive by draught and get only debt from the bank. Farmer becomes the more poor the more work because of system of the capitalism.