いまころのシドニーは ジャカランダの花が終わり、アガパンサスが花ざかりです。
背が高くて 頭の重い 青や白の大きな花が アパートの塀のわきや 入り口から玄関にいたる道の両側に咲きそろい みごとです。葉のある地面から1メートルも高いところに 大輪の花をつけるので、なかなか貫禄があります。日本でも球根を植えておくと 簡単に増えて育つので庭に植える人も多くなってきたそうですが、私はこちらに来て 初めて出会いました。
白、青、紫と花の色がありますが、青が シドニーの初夏の空の青さに似て とてもきれいです。南アフリカが原産地だそうですが、花の名前は ギリシャ語の「アガペ」すなわち愛 と、「アンサス」花という意味との合成語からきています。「愛の花」という訳です。でも 別名「ナイルの百合」のほうが この花のイメージに合っています。
「だておとこ」とか「プレイボーイ」のことを、花(鼻)の下が長い「チューリップ」と、別称で呼びますが、アガパンサスは、花の下が1メートル、、、チューリップどころではありません。
写真は「アガパンサスの花」と、「うちの愛猫クロエとフリージャ」