2023年11月3日金曜日

良識を取り戻し、即停戦を!

ヒットラーは彼の目標にしていたゲルマン民族による世界制覇戦争には敗れたが、もう一つの目標、ユダヤ人絶滅戦には勝ったと信じていて、「世界の人々は後々まで私に感謝するであろう。」と死ぬ日まで語っていた。

いまイスラエル軍は、絶滅どころかインターネット回線をぶっちぎり、1日1000単位の爆弾を、わずか365平方キロのガザに落とし、毎日1000人単位の女子供を殺している。これを彼らに言わせるとイスラエルをテロから「自衛」するための防衛戦だと称している。自衛のために1万人近い市民を殺し、ガザを侵略、地上戦で街を破壊しつくす。イスラエルが自国を「自衛」するのを助けるために米国は2艘の空母を派遣し、他国介入をけん制しながら、自分たちはレバノンにもシリアにもドローンアタックを繰り返している。

イスラエルを援護射撃する米国は、戦後一貫して世界を壊してきた。ベトナムでは民族解放戦を潰しナパーム弾で土地を壊し、イラクもアフガニスタンも、こじつけの理由で侵略し無政府状態にし、シリアを分割して米軍基地まで置き、スーダン、イエメンでは壊滅的介入をし、レバノンを極貧国に突き落とし、ウクライナに、対ロシア代理戦争をやらせている。
イスラエル軍が、人質が居るガザに法で禁止されている白リン弾やクラスター弾の爆撃を続けていることは、ウクライナ軍がロシア兵を攻撃するために劣化ウラン弾で自分の国を破壊し、人が住めない土地にしていることに共通する。国民を守る、国を自衛すると言いながら何も守っていない。

つい3か月前にはエルサレムやテルアビブで、軍の権限を最高裁判所の権限よりも強くすると言う司法制度改革に反対するイスラエル人たちが数万人のデモをして、ネタニヤフ辞任を要求していた。あのイスラエル人の良識はどこに行ったのか。軍よりも民主主義を希求して1か月も街頭に出てデモを繰り返した、あのイスラエル人たちは、今どこの消えたのか。

ガザ地上戦が始まった時、人質を救助するために欲しい人には無許可、無登録、無料で自動連射ライフル銃を、路上で人々に配る男の姿をCNSのカメラが捉えていた。若い男たちが目を輝かせて銃を奪いとるように手にして散々に去っていく。即席の私兵たちの嬉しそうな顔。これらの銃は今、誰に向けられているのか。

昨日米国議会で1000憶ドルのウクライナ、イスラエル支援金案が出された。これが全部人を殺すために武器になる。良識を取りもどせ。
一刻も早く停戦を!

韓国の民謡「アリラン」を歌ってみた。
Arirang Arirang Arari yo. You are going over Arirang Hill. My love. If you abandon me. Your feet will be sore before the Mountain. Arirang Ariran Arari yo. Crossing the hills of Arirang oh. Oh My country men why are yours voice hushed. Only the waterfalls and fountains sing free.
アリラン  アリラン アリランの丘 愛する人  あなたは山の向こうに  行ってしまう  あなたの足は  重く痛み つらいでしょう   アリラン  アリラン アリランの丘を越え  国の男たちの  声がどうして  届かないの  滝の流れが   怒涛のように  歌っていると言うのに