重いものを押しただけで骨折して、つくずく情けなく、思い立って近所のジムのプールで泳ぐことにした。南半球の6月は日本と反対の真冬で寒かったが、温水プールで何十年かぶりで泳いでみると気持ちよく、これなら続けられるかなという感触で、この12月まで半年間、几帳面に通い続けている。25メートルプールを初め、平泳ぎで半分沈みながら泳ぎ、帰りは浮かんで帰ってきて、今度は直径20センチのスポンジでできたバーベルを振り回しながら25メートルを往復、これを5回繰り返すとちょうど1時間。仕事のない日、週に4日続けている。筋肉がついたという実感は全然ないし、体重も泳ぎ始める前と全く変わらず50キロちょっきり。泳ぎも驚くほど向上しない。水に顔つけクロールが全然できなくて沈んでしまう。
この12月で73になる。放っておいても努力しても、退化への道にまっしぐらだ。それでも、ちょっと離れたところにかけがいのない娘たちが居てくれて、その家族たちが居て、マゴたちの成長を見ることができ、大事な友人たちが居て、なんとか仕事があって若い人たちを育てる喜びがある。良い年にしたいと思う。骨折くらいで落ち込んでいられるか!
「FOREVER YOUNG」を歌ってみた。曲のオリジナルは1974年ボブ デイランによるものだが、歌っているのはドイツの1984年、パンクバンド、アルファビルの歌。歌詞は、FOREVER YOUNGを永遠に若くとは、あえて訳さずに「歳なんかとりたくねえよ」と、パンク風に訳してみた。
かっこよく踊ろうぜ 俺らが見上げている間くらいは空も落ちてこないだろ 最高を望んで最低も予想して 爆弾落とす気かよ あきらめるのかい 俺に早死 させるって 永遠に生かしてくれるんじゃないの 俺に力はないけど ほんとはそれを認めたくない 砂場で座ってる だけど死ぬかもね 音楽って悲しい いつ俺は勝てるんだ 太陽に顔を向け リーダーに従って音合わせしているけど 音楽は狂った奴のもの 永遠に若くって 俺死なずにいたいかも 年老いた馬みたいに処分されたくない 若いと太陽のダイヤモンドみたいに光るだろ ダイヤは永遠か?
I am singing [ FOREVER YOUNG ] cause I will be 73years old within 2 days. The ordinal Forever Young released 1974 by Bob Dylan. I am singing Germany Band 'Alphaville' version leading by Marian Gold.