映画「ELIZABTH -GOLDEN AGE」を観た。監督シェカー カプール(SHEKER KAPUR)。1998年の「エリザベス」第一部に引き続いて第二部、三部作のうちの二作目。1585年、エリザベス女王が52歳で、黄金時代と呼ばれる頃のお話。
プロテスタントのイングランド エリザベス女王にケイト ブランシェット、参謀長官にジェフリー ラッシュ、女王お気に入りの侍女にアビー コーニッシュ。イギリス映画なのに、主要な役を3つとも みんなオーストラリア人俳優が演じている。イングランド女王を演じられるイギリス人 いないのか? 日本でいえば天皇の役を中国人とかシンガポール人がやるようなものだろうけど、、。 エリザベス女王が 片思いする航海士で貿易商にクライブ オーウェン。カトリックスコットランド女王にサマンサ モートン。
16世紀 スペインが最大強国で圧倒的優勢なカトリック全盛時代、勢いに乗って スコットランドのカトリック 女王マリアは、イングランド女王エリザベスを暗殺しようとして、逆に反逆罪で捕らえられる。女王マリアは引き立てられ、処刑される。断頭台に立っても 威厳を失わなずに処刑されていく貫禄のサマンサ モートンの演技が冴えている。マリアの処刑を宣戦布告と捉えたスペインは 大軍の船団を編成してイングランドに攻め寄せるが、運悪く嵐の到来にあい また、すぐれたイングランドの海戦術に敗れ 敗退する。エリザベスが 思いを寄せていた航海士は この戦争で大活躍して国を救うが エリザベスの侍女と結ばれていた。エリザベスは嫉妬に苦しみ、悲しみもするが、家庭を持つことよりも イングランドのために、国民の母でいることの使命に立ち返って 女王としての役割を果たす決意を新たにする、というストーリー。
この映画、中世の歴史を知らないか、すっかり忘れていた人のために ていねいなナレーションがついていて、地図つきで 解説しながらストーリーを展開してくれるので とてもわかりやすい。なんか、NHKの毎週日曜夜にやっていた歴史ドラマみたい。NHKアナウンサーの押し付けがましい声で、ドラマが始まる前に しっかりナレーションが入ったのを思い出した。 歴史ドラマのおもしろさは 歴史的事実を おなじみの俳優が演ずることでその時代の風景がよみがえり、人物に命が吹き込まれ、歴史が一挙に身近なものとして理解を深められることだ。
エリザベス第一部が上映された10年前、夫の友人のパーテイーで この映画が話題になっていて、みんながケイト ブランシェットの英語の発音が完璧なクイーンズイングリッシュだといって 褒め称えていた。そのころの私は クイーンズイングリッシュも、コクニーイングリッシュ(下町言葉)も、スコテイッシュも、アイリッシュイングリッシュさえも 全然違いがわからなかった。東京の私には 京都や大阪の言葉のなかに アクセントやイントネーションの違いだけでなく、意味が良くわからない言葉があるのだから、クイーンズイングリッシュと、コクニーの違いは、階級社会英国で、互いに、全然意味がわからない言葉が山ほどあるくらい きっと、両者の溝は深いのだろう。
ケイト ブランシェットは 「エリザベス」第一部を演じて 好評を得たが いつまでもエリザベスのイメージで自分を見られるのが嫌だといって、第二部に引き続き演じるのを固辞し、断り続けていたが あきらめずに執拗に要請されて、仕方なくこの映画の出演を引き受けたといわれている。 それにしても ケイト ブランシェットの美しさ、、、二人の学校に行っている男の子のお母さんなのに、完璧なプロポ-ション、理想的な頭や顔の形、細い首、美しいあごの線、知的な目鼻立ち。全く文句のいいようがない。大抵、どんな女優でも可愛い顔だけど声が下品とか、話すときの表情が下劣とか、整形で不自然とか、話し始めたとたんおでこにおかしな皺が出るとか、知的な事を話しているのに知性が感じられないとか、動作が雑とか、必ず欠点があるものだがケイトにはそれがない。とても良い役者。この映画 こんなにお金をかけて採算が取れるのか 心配になるほど 衣装も建物も家具もアクセサリーも お金がかかっていた。ケイトが画面に出てくるたびに 違う豪華絢爛な衣装を身に着けてでてくる。その姿を見ているだけで、とっても楽しかった。
これをタイプしながら、テレビでは今日あった総選挙の開票をやっている。どうやら11年続いたジョンハワード保守 共和党が負けそう。労働党のケビンラッドが新しい首相になりそう。まだ、全体の開票5パーセントだから はっきりわからないが、労働党に有利な展開。いい気味だ。ジョンハワードは、ジョージブッシュの親友で、アメリカがイラクに軍隊を送って、すぐそれに追従した。労働組合も、無力化させた。アボリジニーに対して、謝罪していない。環境問題で、京都議定書にも署名しなかった。こんな奴 やめてもらいたい。労働党がんばれ!
プロテスタントのイングランド エリザベス女王にケイト ブランシェット、参謀長官にジェフリー ラッシュ、女王お気に入りの侍女にアビー コーニッシュ。イギリス映画なのに、主要な役を3つとも みんなオーストラリア人俳優が演じている。イングランド女王を演じられるイギリス人 いないのか? 日本でいえば天皇の役を中国人とかシンガポール人がやるようなものだろうけど、、。 エリザベス女王が 片思いする航海士で貿易商にクライブ オーウェン。カトリックスコットランド女王にサマンサ モートン。
16世紀 スペインが最大強国で圧倒的優勢なカトリック全盛時代、勢いに乗って スコットランドのカトリック 女王マリアは、イングランド女王エリザベスを暗殺しようとして、逆に反逆罪で捕らえられる。女王マリアは引き立てられ、処刑される。断頭台に立っても 威厳を失わなずに処刑されていく貫禄のサマンサ モートンの演技が冴えている。マリアの処刑を宣戦布告と捉えたスペインは 大軍の船団を編成してイングランドに攻め寄せるが、運悪く嵐の到来にあい また、すぐれたイングランドの海戦術に敗れ 敗退する。エリザベスが 思いを寄せていた航海士は この戦争で大活躍して国を救うが エリザベスの侍女と結ばれていた。エリザベスは嫉妬に苦しみ、悲しみもするが、家庭を持つことよりも イングランドのために、国民の母でいることの使命に立ち返って 女王としての役割を果たす決意を新たにする、というストーリー。
この映画、中世の歴史を知らないか、すっかり忘れていた人のために ていねいなナレーションがついていて、地図つきで 解説しながらストーリーを展開してくれるので とてもわかりやすい。なんか、NHKの毎週日曜夜にやっていた歴史ドラマみたい。NHKアナウンサーの押し付けがましい声で、ドラマが始まる前に しっかりナレーションが入ったのを思い出した。 歴史ドラマのおもしろさは 歴史的事実を おなじみの俳優が演ずることでその時代の風景がよみがえり、人物に命が吹き込まれ、歴史が一挙に身近なものとして理解を深められることだ。
エリザベス第一部が上映された10年前、夫の友人のパーテイーで この映画が話題になっていて、みんながケイト ブランシェットの英語の発音が完璧なクイーンズイングリッシュだといって 褒め称えていた。そのころの私は クイーンズイングリッシュも、コクニーイングリッシュ(下町言葉)も、スコテイッシュも、アイリッシュイングリッシュさえも 全然違いがわからなかった。東京の私には 京都や大阪の言葉のなかに アクセントやイントネーションの違いだけでなく、意味が良くわからない言葉があるのだから、クイーンズイングリッシュと、コクニーの違いは、階級社会英国で、互いに、全然意味がわからない言葉が山ほどあるくらい きっと、両者の溝は深いのだろう。
ケイト ブランシェットは 「エリザベス」第一部を演じて 好評を得たが いつまでもエリザベスのイメージで自分を見られるのが嫌だといって、第二部に引き続き演じるのを固辞し、断り続けていたが あきらめずに執拗に要請されて、仕方なくこの映画の出演を引き受けたといわれている。 それにしても ケイト ブランシェットの美しさ、、、二人の学校に行っている男の子のお母さんなのに、完璧なプロポ-ション、理想的な頭や顔の形、細い首、美しいあごの線、知的な目鼻立ち。全く文句のいいようがない。大抵、どんな女優でも可愛い顔だけど声が下品とか、話すときの表情が下劣とか、整形で不自然とか、話し始めたとたんおでこにおかしな皺が出るとか、知的な事を話しているのに知性が感じられないとか、動作が雑とか、必ず欠点があるものだがケイトにはそれがない。とても良い役者。この映画 こんなにお金をかけて採算が取れるのか 心配になるほど 衣装も建物も家具もアクセサリーも お金がかかっていた。ケイトが画面に出てくるたびに 違う豪華絢爛な衣装を身に着けてでてくる。その姿を見ているだけで、とっても楽しかった。
これをタイプしながら、テレビでは今日あった総選挙の開票をやっている。どうやら11年続いたジョンハワード保守 共和党が負けそう。労働党のケビンラッドが新しい首相になりそう。まだ、全体の開票5パーセントだから はっきりわからないが、労働党に有利な展開。いい気味だ。ジョンハワードは、ジョージブッシュの親友で、アメリカがイラクに軍隊を送って、すぐそれに追従した。労働組合も、無力化させた。アボリジニーに対して、謝罪していない。環境問題で、京都議定書にも署名しなかった。こんな奴 やめてもらいたい。労働党がんばれ!