2024年5月28日火曜日

英国現職の首相が徴兵について言及

今月5月26日日曜日、英国首相リチ スナックが、今年7月4日に総選挙を行うと発表したが、続いて、「我々のプランとして18歳以上の男子を徴兵する計画だ。期間は1年間、軍隊への入隊を拒否する者は1年間の公共へのボランテイア無償労働を課す予定だ」と述べた。

遂に徴兵だ。
経済が悪化してインフレ物価高と失業で人々が苦しんでいるところへ、それは大量の難民が押し寄せているからだと、20年前のサッシャー並み自由経済主義を繰り返し、難民をルワンダに強制送還することにし、何一つ誤ったことをしていない正義のジャーナリスト、ジュリアン アサンジを5年余り凶悪犯のための刑務所に監禁している最悪の首相だ。
ウクライナ、ロシア戦とパレスチナの惨状はどうだ。
ICC国際刑事裁判所が、イスラエル軍によるパレスチナ人民へのジェノサイトを弾劾しても、国際法が何を命令しても、イスラエルは、ハマスをせん滅させるためにパレスチナ人35000人を殺しても殺したりない、と主張している。

法がジェノサイトを止められない。法が誤りを正せない。
強い軍隊を持つ国の暴走を誰も止めることができない。世界で無法者が幅を利かせている。だから軍隊か?
EUのどこかかしら言い始めると思っていた。英国が言い出しっぺ。かつて5つの大陸7つの海を支配していた大ブリテンの栄光を未だに夢見ているのだろうか。
軍を強化して戦争を起こし戦争に勝ち抜いて何が残ると言うのだ。精神を病む人が残るだけだ。人は歴史から何故学ぶことをしないのか。徴兵制度の到来を許してはいけない。



2024年5月24日金曜日

記者クラブを廃止

マスメデイアの劣化が言われて久しい。どうして日本の報道関係者が「記者クラブ」を廃止しようとしないのかわからない。大企業をスポンサーに持つ大きなメデイアだけが官公庁の発表や議会の情報に直接アクセスできる。小さなメデイアやフリーランスは記者会見にも参加できない。
「記者クラブ」が結成されたのは1890年、明治23年、帝国議会が開会したときに議会に出入りできる記者団を結成したことに始まる。このような古い歴史を持つ組織が、いまだにあって時代錯誤の記者たちの不平等がまかり通っていることが不思議だ。特権をもつメデイアの人々は、恥ずかしくないのか。

気候変動によって洪水と日照りと飢餓が拡大している。日本では13年前の東日本大震災、放射線被害のために避難している人がいまだ3万人もいる。今年正月の能登半島地震で避難している人が4600人、災害から半年たっていまだ電気水道のない家庭が4000戸以上。こんな酷い被害が出たままなのにメデイアが事実を公表し、政府を動かそうとしない。
国境なき記者団(RSF)による発表によると報道の自由度で日本は70位、OECDで最低。第1位ノルウェー、2位デンマーク、3位スウェーデン、10位ドイツ、14位カナダに比べて大きな差がある。日本が民主主義国家だと信じるならば、マスメデイアは、記者クラブを廃止し、メデイアの民主化を目指しなければいけない。

父は70歳まで早稲田政経学部で教壇に立った。政治経済を学んだ卒業生の多くがマスメデイアに就職していった。
父は学問的業績は残さなかったが、学生を自分の子供のように可愛がって育てた。うちには書生のように入り浸っている学生がゴロゴロしていて、日曜には元学生もやってくるから、もっと人数が増えた。家計は大変だったと思う。大根みそ汁におにぎりだけというような貧しい食事を、デカい声で政治談議しながら学生も家族も分け合った。
卒業して事業に成功したり、余裕のできた元卒業生が送ってくれるお歳暮やお中元の鮭の荒巻や牛肉の味噌漬けや魚の佃煮などは貴重な蛋白源だった。中村屋のカステラ、文明堂の三笠山、大黒屋の羊羹、泉屋のクッキーなど届けばあっという間になくなった。私の体はもらいもので大きくなったようなものだ。
子供だった私は、学生たちのおはなしを何時もねだった。それは彼が虫歯を抜かれたときの恐怖の大冒険だったり、ホームランの直球が顔に当たって鼻が折れた時の渋い体験だったり、溺れそうになった人を助けた武勇伝だったりして、ドキドキわくわくする話ばかりだった。
学生達の早稲田の野人たる誇り、権力に組しない気風を父は愛した。
いま若い人が育っていない。米国大統領の候補者は、70代のバイデンとトランプ。誰も本気で若い人を愛し、育てようとしていない。愛されなかった学生は、人を愛する人に育たない。大事にされなかったら、他人を大事にできる人にならない。差別なく平等にみんな同じように大事にされた経験を持っていれば、差別する側にはならない。

メデイアは、記者クラブのような差別的特権を持ってはいけない。差別や特権ができあがるようなシステムを壊さなければ正当な報道はできない。大企業に支えられたマスメデイアは記者クラブを廃止し、誰もが情報にアクセスできるような報道システムにしなければいけない。

This picture is my Dad: a Waseda university professor emeritus. He had a special speech when he was 88 years old at Okuma Hall.



2024年5月22日水曜日

文芸春秋創刊100年記念

今年は「文芸春秋」が創刊されて100年目になるそうだ。家には毎月、菊池寛が創刊したこの雑誌が届けられていたから、小さな子供の時から見ていて馴染み深い。

鹿島茂がこの雑誌「菊池寛アンドカンパニー」創刊100周年記念企画を書いている。いわく、「文芸春秋にとって、ポイントノーリターンとなったのは昭和13年、1938年2月1日に、大内兵衛、有澤廣己、脇坂義太郎をはじめとする教授、評論家13名が逮捕された教授グループ事件であったと、つくずく思う。」と言い、それは戦後、文芸春秋の社長となる池島新平が「これからくる怖ろしい時代の予感に暗澹たる思いがした。」と言う言葉でも表される。
しかし続いて彼は、「私の同僚などでも、これで新しい時代が来たよ。と公言する人を見て愕然とした。いままで自分と同じような考えをもち、同じようなコースにあるものと思っていた人が、ある瞬間からガラリと変わる。昨日まで仲間と思っていた者が突如として敵に回るわけであった。」「自由主義は敵だよ。古いぞ。」という一言で片付けられてし、新しい❓時代が強引に是認されてしまう。」

その後同じ年に、菊池寛は日清戦争当時、福沢諭吉が戦時下の国民の心得として挙げた3か条を引き合いに出して、改めて国論の統一を訴えている。
1)官民ともに政治上の恩讐を忘れる事。
2)日本臣民は事の終局に至るまで謹んで政府の政略を非難すべからざること。
3)人民相互に報国の義を奨励して、その挙を称賛し、銘々に堪忍すべきこと。
菊池寛はさらに文士を特派員として戦場に送り出すことで戦争協力し、戦意高揚させるため岸田国士、小林秀雄、中野実、林芙美子、久米正雄、川口正太郎、佐藤春夫、吉川英治らを中国各地に送り出しルポルタージュを書かせ、その費用を全部個人負担した。

時代と共にその時代の熱に浮かされて熱狂し、アジテーターとしてさらに神が乗り移ったように高揚していく菊池寛のすがたは今思えば哀しい。文士もジャーナリストも時代の先駆者であるべきだが、時代を分析する科学の目を持たないでいると、時代に翻弄される。

ロゴスは単純なほど、人のパトスに響き、人々はなびく。熱狂は国によって作られ、ジャーナリズムによって扇動される。
日本は今、もうすでに「ポイントノーリターン」の状態になっているのではないか。変化はゆっくりは来ない。1938年2月1日に大叔父、大内兵衛が拘禁されたとき、人は寝耳に水だったと言う。しかしそうした変化はいつでも人々の目には「突然」のようにしてやってくる。状況の変化に敏感でなければいけない。
自衛隊が今何をしているのか。着々と日米豪国で軍事基地を整えている。
18歳から60歳までの男は出国禁止、徴兵強制、をやった国がすでにいる。ことが起きてからでは遅いのだ。


2024年5月10日金曜日

母の日に

母の日に:心のこもった花束を毎年届けてくれる娘たち、ありがとう。
元気に育ってくれてありがとう。12と13で父親を失っても、しっかり勉強して、専門職に就いて、立派なキャリアと家庭を築いてくれてありがとう。どんなに感謝しても感謝しきれない。ほんとうに、、生きてい居てくれてありがとう。それが一番の親孝行。
この世で親から子供を奪うことほど深い罪はない。どうか、世界中の親たちが子供を失わないで済みますように。
ユダヤ人モーゼがシナイ半島を40年彷徨いエホバに十戒を授けられた、その最初の教えは「殺すな」だったはず。3万4千人のパレスチナの民を殺したシオニズムをエホバは許すはずがない。
これ以上親たちが子供を失わずに済みますように。これ以上親を嘆かせないで。殺すな!

May happy mother's day.
May all mothers in the world never loose their children.
Stop ground invasion in Rafah!
Stop let mothers cry!
Permanent ceasefire in Gaza now !!!


すべてのリアク

2024年5月2日木曜日

全米の大学当局は学生たちの声を聞け

数週間前、イスラエル軍の攻撃によって全壊したガザ市最大規模の病院アルシファ病院で、イスラエル軍が撤退した跡地から400体を超える遺体が出てきた、と報道された。
そして今またハンユニスで、イスラエル軍撤退後の、ナセル医療複合施設から310体の遺体が見つかった。治療中だった怪我人、病気治療中の患者、ドクターナース達、後ろ手二縛られた遺体も。

今年1月末にジェニンの病院に押し入った5人のイスラエル兵は、病院関係者に変装していた。白衣を着た男、車いすに乗った男と、果物籠を持った女で、彼らは病院に入るや否やマシンガンを出して病院関係者や、ベッドに臥している患者たちを手あたり次第撃ちまくった。イスラエル軍撤退後のハンユニスの瓦礫の下には、8000人以上の市民の遺体が埋まっていると言う。

新しいニュースでは,ヌセライト難民避難キャンプで、イスラエル軍がクアドコプター ドローンで子供が泣き叫ぶ声や女性が助けを求める声を載せて、人々をおびき出させて射殺しているというレポートとビデオが報道された。爆撃やドローン攻撃を恐れて隠れている市民をこのような卑怯な方法で戸外に出して、民間人狩りをするイスラエル兵たち。人間と思えない。

大義なき民間人殺し。正義なき民族浄化。
いますぐ、米国のすべての大学は、学生たちの声を聴き、ユダヤ資本からの寄付金を拒絶するべきだ。
Several weeks ago, following the withdraw of Israeli forces from the largest hospital in Gaza city: Al Shifa hospital, more than 400 bodies were found in hospital. Injuries, sick patients, doctors, nurses, and citizens who hands tied up.
Now, after occupied Israeli troops has left, from Khan Yunis, Nasser medical facility, people found 310 bodies. And 8000 civilians are under the rubble in Khan Yunis.
All Palestinians hospital were Mass Graves.
An Israeli quadcopters in Nuseirat camp makes the sound of children and women to lure citizens from inside from thier homes, and then shoot them.
Israeli should cease fire now. The cruelty and Israel cowardice should be ashamed.
All American Universities should refuse to receive donation money from Jewish funds.
Listen boy's and girl's voices !!!