2025年2月4日火曜日

シドニーに旅行からかえってみたらば

何年かぶりに2週間ほど日本に帰国して、その半分をスキー、あと半分を新宿で遊び惚けてきて、昨夜遅くシドニーに戻ってきた。
久しぶりに少しは現金も必要かと思って銀行のATM自動支払機で300ドル下ろそうとしたら、150ドルしか出てこない。頭にきて、雪男並みの歩調で銀行の中に入ってモンクを言ったら、15分待たされて、真っ赤な爪で2重につけまつ毛したおねえさんが、まず開口一番「機械だってまちがえますからね。」だって。
いきなりケンカを売ってきた。「機械だからまちがえてもいいのか?」と問うと、「機械が間違わないとでも言うの?」と宇宙人でも見るような顔でのたまう。オーストラリアで一番大きな信用第一の銀行で、私は30年近くのお客様で、自分のお金を下ろそうとしてポンコツ機械から150ドルしか出てこなくて、でも300ドル引かれている。客を15分待たせて、間違いを機械のせいにして、残りの150ドルは1か月間の調査の上、私の言い分が正しければ150ドルを口座に返します、だと。

怒りながら150ドルポケットに入れて、しばらく休んでいたジムのプールで泳ごうとしたら、2週間ジムに来られない間、メンバーシップを維持するための手続きを依頼していたができておらず、2週間で50ドルが取られていて、また怒り爆発。「どうして?」と聞くと「コンピューターも間違えるからね。」と、全身タットー筋肉ムキムキのお兄さんに言われた。

ボーっとしてたら、ほんの30分の間に合計200ドル(2万円)失くすところだった。そう ここはオーストラリア。鷹揚、いい加減、機械音痴、間違っても誰も謝らない国。

100円の買い物をするだけで「いらっしゃいませ、お釣りの金額は間違いありませんか、ご確認ください、ありがとうございました、またおいでください。」と言ってくれる日本のサービスと、優しいホスピタリテイを望んではいけない。昨日帰ってきたばかりなのに、もう懐かしい。涙。