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2023年3月26日日曜日

原子力潜水艦に反対

3月14日のオーストラリア、米国、英国3国の共同声明によるとオーストラリア政府は、中国の威勢からインド太平洋を守るために10数年で33兆円かけて、原子力潜水艦を作ることになったという。FREEDOM(自由)とPEACE(平和)とSECURITY(安全)の為だそうだ。オーストラリア開国以来、初めての最大規模の出費、お買い物になる予定。

ほとんどのオージーにとっては防衛にも、潜水艦にも関心がないようにみえる。しかし、シドニー湾の底では、WWⅡで沈められた日本の潜水艦が眠っている。1942年ハーバーブリッジの下、オペラハウスの間近まで日本の特殊潜水艦が接近、魚雷攻撃で21人犠牲者が出ていて、沈められた潜水艦にはどれだけの日本兵が乗っているのかは不明だ。命令で遠くまで来させられ人知れず何十年も海底で眠る若者を思うと痛ましい。

オーストラリアも日本同様、米国のごり押し勝てず、フランス製の潜水艦を買うはずだったのが、米国と英国に原子力潜水艦を押し付けられる形になった。核不拡散条約で核兵器の保有が認められている安全理常任理事国5か国と異なり、オーストラリアは核兵器の保有を禁じられているから、核兵器を持たないのに原潜を持つ世界で初めての国となる。
おまけに原潜から飛ばすロングレンジミサイルを、220も追加で買うことになったと言う。どこかのシャモジ内閣にそっくりだ。

オーストラリアの国防予算は年間486憶ドル、GDPの2.1%だが、これに原潜が加わると2.5%となる。 たった人口2600万人の国にそんな物騒ぎな武器が必要だろうか。
改めて確認することは、軍拡は平和をもたらさないということだ。死の商人を太らせるだけの人を殺すための武器を持ってはならない。軍縮のみがこれからの人の生きるべき道だ。核を廃絶し、地球の死を意味する核兵器を廃絶することだけが、今後、人類が生き残るための条件だ。
宮沢和史作詞作曲の「島唄」を歌ってみた。意訳は次の通り

I am singing [ SHIMAUTA ] written by Kazufumi Miyazawa.
interpretation is :
[ Island of Okinawa ]
Scarlet flower has bloomed. The wind blows and the storm strips our Island. Storms after storms repeatedly continuously. I met you in a deep green forest. You had gone, and you never back in the deep green forest. Listen my cry blowing wind, flying birds. My tears dropping over the ocean.
Scarlet flower has gone. Only waves swinging. Wind blowing, storm sweeping in our Island. I met you in a deep green forest. You left me, never back in the deep green forest. Listen my cry, floating in the wave, flying birds, blowing with the sea. Ocean, the Universe, God and our lives. Give us peace, give us calm comfort.
Scarlet flower, Listen my cry, listen my tears.