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2022年4月5日火曜日

即時停戦を

即時停戦を
伝えられてくるウクライナの惨状に言葉もない。即時ロシア軍撤兵と停戦を願う。1991年までウクライナではロシア語が国語だった。もとはと言えば同じ言語を理解する同じ民族ではないか。それぞれ民族の差異はあるだろうが世界は1民族1国家で、国境線を引くことはできない。曖昧な国境線に生まれて育ち文化を共有してきた人々にとっては祖国とは国家としての国ではない。

あれほどユダヤ人絶滅を叫んだアドルフヒットラーでさえ、祖母の世代までさかのぼればユダヤの血が入っていた。まして移民国家オーストラリアなど4人に1人は外国生まれで、自分がどこの民族に属しているのかは、本人の思い込みでしかない。
人の命を民族という線で分けることも、国境という線でも分けるべきだはない。まして国の利害のために人は戦うべきではない。
国を守る、もっと武器が欲しい、もっとミサイルを送ってくれ、と連日叫んでいるゼレンスキー大統領にとって、すでに国民の4分の1以上が外国に脱出したウクライナで、守るべき国民とは何なのか。ウクライナに武器を送ってはいけない。

 イムジン河を歌ってみた。
イムジン河 水清く とうとうと流る 水鳥自由に群がり飛び交うよ わが祖国南の地 思いは遥か イムジン河 水清く とうとうと流れ 北の大地から 南の空へ 飛びかう鳥よ 自由の使者よ 誰が祖国を 二つに分けてしまったの 誰が祖国を分けてしまったの イムジン河 空高く 虹よかかっておくれ 河よ 思いを伝えておくれ。