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2021年7月15日木曜日

死刑囚の歌、Green Green Grass of Home

GRREN GREEN GRASS OF HOME
やっと家に戻ってきたんだ。列車の駅にはお母さんもお父さんも迎えに来てくれている。愛しいマリーまで、駆け寄ってきて、彼女の髪は輝いて、唇はサクランボのようだ。家は古びているが、家の前に立つ樫の樹も昔通り、あたり一面は緑の草原がひろがって、何て懐かしい故郷なんだ。
そこで僕は目が覚めた。迎えに来たのは死刑執行人と年老いた牧師。二人に導かれて、死刑台に向かって歩く。僕はもうじき故郷に帰る。遺体となった僕を母と父は家の前に立つ樫の樹の下に埋めるだろう。
死刑執行前の男の歌。作詞作曲クラウドプットマンジュニア。1965年。ジョニーダレルによって録音され、ポーターワゴナー、ボビーベア、ジョニーリールイス、トムジョーンズ、ケニーロジャーズや、ジョーンバエズによって、歌われてポピュラーになった。
悲しい歌だ。誰にでも子供時代に頃の良い思い出はある。良心を持たずに生まれてきた人は居ない。死刑制度は誰も救わない。凶悪犯罪の歯止めにもならない。犯罪が起こるのは社会が病んでいるからだ。貧困をなくし、精神病医療を充実させることが先決だ。人は間違いを犯す。しかし命を奪ってはいけない。
I came back to home, and my parents and lovely Mary waited me in the station. The old house is still standing and big oak tree makes cool shade. Its good to touch the green green grass of home.
But I was dreaming, woken up by the old priest and a executioner. I am going to be hung now. My body will be sent to my home, and buried under the oak tree, where my parents and Mary are waiting.
Sad song. The death penalty violates the most fundamental human right. It should be ended. Before punish criminals the poverty should be eradicated.